【タクうま】カツオの刺身・たたき『田中鮮魚店』のお店の場所〔タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって〕

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放送の【タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって】高知で紹介した、カツオの名店の刺身・たたきのお店は『田中鮮魚店』です。

カツオの刺身・たたき 土佐久礼駅「田中鮮魚店」

田中鮮魚店は大正時代から続く老舗で、高知県高岡郡中土佐町久礼の大正町市場内に店を構えています。

「鰹の國・高知に店をかまえてはや百年」というキャッチフレーズの通り、四代目店主の田中隆博さんが自らを「鰹ソムリエ」と称し、厳選した鰹を提供する名店です。久礼の港は昔から四万十の山々で焼いた木炭の出荷港として栄え、町じゅうに藁で編んだ炭俵があったことから、その藁を使って鰹のタタキを焼く独特の食文化が生まれました。久礼漁港から大正町市場までは軽トラでたったの5分という立地で、午前6時に水揚げされたばかりの鰹や地魚を素早く店頭に並べることができます。

この鮮魚店の最大の特徴は、獲れたての新鮮な魚を選んで購入し、向かいにある食堂「漁師小屋」でそのまま調理してもらい食べることができる独特のシステムです。一般的な飲食店とは異なり、まず鮮魚店で食べたい魚をピックアップし、調理方法を指定してから番号札を受け取り、漁師小屋で待つという流れになっています。このシステムにより、漁師さんが沖で釣ってからお客さんの口に入るまでの時間を圧倒的に短縮し、究極の鮮度を実現しています。また、プロの指導でカツオの藁焼きタタキ体験も楽しめるという、他では味わえない特別な体験を提供しています。

人気は何といっても鰹のタタキです。久礼の鰹は土佐沖で一本釣りされたその日のうちに戻ってくる「日戻り漁」のカツオで、一度も冷凍されていない生のカツオを使用しています。網漁とは違い、一本釣りの魚は身の締まりが良く、魚同士が押しくらまんじゅう状態にならないため、身割れや内出血がなく、その品質は格別です。藁焼きは火力が強く、カツオの表面だけを一気に焦がすため、外は香ばしく中は生の絶妙な食感を楽しむことができます。この本場の味わいは、漁師のおんちゃんが「カツオは硬すぎず、柔らかすぎず、サクッと来にゃいかん」と表現する理想的な食感を実現しています。

鰹のタタキ以外にも、店頭には旬の地魚が豊富に並んでいます。新鮮な鰹の刺身はもちろんのこと、ブリアジカンパチイトヨリ太刀魚イシガキダイなど、その日の水揚げに応じた旬の魚が楽しめます。特に人気なのはサバの干物で、1日干しのうす塩仕立てで魚本来の味を残した逸品として評判です。

さらに、田中鮮魚店オリジナルの加工品としてTHE タナカのツマミという黄色いパッケージの商品も人気で、これは刺身には使えない「ゴシ」と呼ばれる鰹を醤油に漬け込んで燻製にした削り節で、ご飯やパスタにも合う万能な味わいです。久礼の漁師小屋では、選んだ魚の刺身にご飯と味噌汁のセットを付けて、漁師町らしい素朴で贅沢な食事を楽しむことができ、量が多い場合は半分を持ち帰り用にしてくれるサービスも行っています。

食べログ
  • カツオの刺身&タタキ定食 3300円
    刺身9切れ 1600円
    タタキ8切れ 1400円
    ご飯&味噌汁 300円
  • 鰹コロコロ角煮 600円
  • 新節削り 380円
  • 100年続く老舗鮮魚店が目利き!究極カツオの刺身&たたき
  • 市場で仕入れる日戻りカツオ
  • 数時間前まで海で泳いでいた超新鮮なカリオを提供
  • 強火で短く
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田中鮮魚店 漁師小屋(高知西部/海鮮丼) – Retty(レッティ)

[海鮮料理好き人気店☆] こちらは『田中鮮魚店 漁師小屋(高知西部/海鮮丼)』のお店ページです。実名でのオススメが42件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!

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ホームページ

住所 高知県高岡郡中土佐町久礼6382(大正町市場内)
電話 0889-52-2729

吉村崇・平成ノブシコブシ

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!