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伊勢神宮の鮑おかゆ 伊勢市駅「あそらの茶屋」
このお店にしかない特徴として、早朝7時30分から営業している御饌(みけ)の朝かゆがあります。御饌とは「大切で尊い食べもの」という意味で、神宮の御祭神である豊受大御神にちなんだ神聖な朝食です。契約栽培で育てられた奇跡の稲と称されるイセヒカリを使用したお粥に、海山の滋味豊かな小鉢が多数付く贅沢な内容で、参拝前に身を清めるような気持ちでいただけます。イセヒカリは平成元年に伊勢地方を襲った強い台風で、神宮御神田のほとんどの稲が倒れる中、立派に直立していた縁起の良いお米として大切に育てられています。
お店の一番人気は釜飯で、名産の魚介類をふんだんに使った贅沢なメニューとして観光客からも愛されています。伊勢志摩の海の幸を活かし、特製の出汁で炊き上げた釜飯は、心まで染み渡るほどの美味しさで知られています。昼餉(ひるげ)の時間帯には、温かい土鍋釜飯とともに季節の小鉢や酢の物、お吸い物などが並ぶ上品な食事を楽しめます。
朝かゆや釜飯以外にも、海饌丼や鯛茶漬といった名物料理があります。海饌丼は鮑、数の子、いくら、帆立貝柱、鰹、干し烏賊、湯葉、糸のり、がごめ昆布などの海の幸を伝承の調味液で漬け込んだ贅沢な一品です。鯛茶漬は南伊勢真鯛の切り身に特製のごまだれと鯛のアラから長時間煮出した特製出汁をかけていただく逸品で、どちらも店の技と伊勢の食材が織りなす絶品です。また、一日10食限定の昭和のババロアや地元で人気の山村牛乳とのコラボ商品米のアイスクリン、熊谷喜八シェフ監修のあおさのグリーンカレーなど、伊勢ならではの食材を活かしたデザートや創作料理も楽しめます。
児嶋一哉・アンジャッシュ・ウエンツ瑛士・松下由樹・キャイ〜ン・大友花恋・室井滋・楠木ともり
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この記事の作者・監修

Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!