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函館の塩ラーメン「ヤマザキ洋服店」
約90年前にテーラー「山崎洋服店」として始まった建物を受け継ぎ、2025年6月20日にラーメン店として暖簾を掲げました。
店を営む小原伸哉さんは、22歳から15年間にわたって競輪選手として全国を巡った異色の経歴の持ち主。
各地で土地の味を映したラーメンに触れ、その魅力に引かれていきました。父親がフランス料理のシェフだったことから幼い頃より料理に親しみ、選手生活10年目の2019年には函館市昭和でラーメン店を開業。
競輪と店づくりを両立した経験を経て引退し、函館らしい塩ラーメンを形にしました。
昭和初期のテーラーで使われていた棚を残した店内には、当時の写真や地図も飾られています。
家具や看板、料理を運ぶトレーには函館の木材を取り入れ、地元の職人が改修を担当しました。

麺には北海道産小麦春よ恋の全粒粉を使い、スープの土台には肉厚な函館産真昆布と、時間をかけて天日干しした北海道産干し貝柱を合わせています。
さらに奥尻島のワイン塩、熊石の万葉の詩塩白寿、噴火湾のカムイミンタルの塩を独自にブレンド。
チャーシューには森町産の豚肉を使い、店内で吊るし焼きにしています。
肩ロースと豚バラそれぞれの食感や脂の甘みが、魚介を中心とした澄んだスープにほどよい厚みを添える仕立て。
人気の商品は塩ラーメン。
函館真昆布と北海道産干し貝柱から引いた澄んだスープは、口に含むと昆布の穏やかな風味に、貝柱の凝縮したうまみが重なります。
3種類の道産塩を合わせることで味に輪郭を持たせながら、後口は重くなりすぎません。全粒粉を使ったストレート麺は小麦の香りが感じられ、透明感のあるスープを素直に持ち上げます。
具には森町産豚肉の肩ロースと豚バラを使った吊るし焼きチャーシューを添えています。きめ細かくしっとりした肉質と、とろりとほどける脂の甘みが、海鮮だしのすっきりとした味わいにコクをプラス。函館塩ラーメンの端正な姿を守りながら、道内各地の素材によって奥行きを加えた一杯です。
もうひとつの人気は海鮮わんたん麺。
特製の海鮮わんたんを5個のせた、函館らしい海の味をいっそう楽しめるラーメンです。つるりとした皮の中から海鮮の風味が広がり、昆布と干し貝柱のスープにもさらなるうまみが溶け込みます。魚介を主役にした一杯を選びたい日にぴったりです。
看板メニューのひとつは特級ラーメン。
肩ロースと豚バラのチャーシューに、炙った厚切りの低温調理チャーシュー、海鮮わんたんなどを重ねた華やかな仕立てです。香ばしく焼かれた厚切り肉と、なめらかな海鮮わんたんを交互に味わえるため、基本の塩ラーメンよりも具材の変化を楽しめます。焼印入りの味玉も目を引く、旅の記念に選びたくなる一杯です。
ラーメンと合わせたいのは函館海鮮丼。
北海道産のいくらとホタテ、函館サーモンを盛りつけた数量限定の丼で、現在はラーメンとのセットで楽しめます。最初はワサビを溶いた自家製出汁醤油で海鮮そのものを味わい、途中で海苔を添え、最後は塩ラーメンのスープを注いでお茶漬け風に。ひとつの丼が三つの表情に変わり、海鮮と塩スープの相性まで余すところなく堪能できます。
- 北海道産にこだわる塩ラーメン
- 北海道産の昆布・煮干し・干し貝柱のスープ
- 北海道産の豚バラ・肩ロースのチャーシュー
| 住所 | 北海道函館市末広町16-3 |
|---|---|
| 電話 | 0138-84-6897 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







