2025年9月27日放送の【王様のブランチ】板倉俊之・浜野謙太が買い物の達人で紹介した、神保町の生姜醤油ラーメン　のお店は『可以』です。

# 神保町 可以 – 渡なべスタイルが手がける生姜醤油と煮干しの名店

「神保町 可以」は2010年3月2日にオープンした、ラーメン激戦区として知られる神保町エリアで15年以上愛され続けているラーメン店です。高田馬場の名店「渡なべ」の2号店として、ラーメンプロデューサー渡辺樹庵氏が手がけており、現在は生姜醤油ラーメンと煮干し中華そばを看板メニューとして展開しています。神保町駅から徒歩1分という好立地にあり、カウンター12席のこぢんまりとしたおしゃれな店内で、本格的なラーメンを味わうことができます。

このお店の最大の特徴は、店主やスタッフが各地を食べ歩いて気に入ったご当地ラーメンを独自の解釈でアレンジして提供していることです。現在の看板メニューである煮干しラーメンは山形のケンチャンラーメンをモチーフにしており、生姜醤油ラーメンは新潟・長岡の名物をベースにしています。開業当初は味噌ラーメンから始まり、その後つけ麺の時代を経て、現在の生姜醤油と煮干しの二枚看板へと時代に合わせて進化してきた歴史があります。

一番人気の料理は煮干し中華そばで、煮干しの豊かな香りがふわりと立ち上がる深い味わいが特徴です。背脂のコクと煮干しの風味が絶妙なバランスを保ちながら、やや油多めでありながらも飲みやすいスープに仕上がっています。好みで追加の背脂を入れることもでき、より濃厚な味わいを楽しむことができます。この煮干しスープに合わせるのは、手揉みで作られた自家製の中太ちぢれ麺で、もちもちとした食感と不規則な縮れが煮干しスープをしっかりと持ち上げます。

もう一つの看板メニューである生姜醤油ラーメンは、力強い醤油に生姜のアクセントが効いた温まる一杯です。また、開業当初からの定番である濃厚つけめんも根強い人気を誇り、魚介系のとろみの強いスープが麺によく絡みます。毎年お正月には創業時の看板メニューだった復刻味噌ラーメンが期間限定で復活し、長年のファンを喜ばせています。これらの料理はすべて、本店近くの仕込み場で手作りされる麺と、店内のオーブンで焼き上げられるチャーシューなど、細部までこだわり抜いた食材で構成されています。

佐藤栞里・藤森慎吾・3時のヒロイン・パンサー