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京成上野駅「黒船亭(クロフネテイ)」
はじまりは初代の須賀惣吉が栃木から上京し、上野公園の下で開いた料亭「鳥鍋」でした。風呂や滝、池まで備えた風情ある建物で、早朝から大釜で炊いたご飯が売り切れると店じまいという繁盛ぶりだったそう。松茸入りの親子丼でも評判を集めました。
1917年には初代と二代目の利雄が、いま黒船亭が入るこの場所で「カフェ菊屋」を開きます。輸入のお酒やオードブルをそろえ、一流のコックの料理をエプロン姿の女性が運ぶという、大正モダンのおしゃれな店でした。戦後の1969年に現在のビルが建つと、4階にステーキハウスとフランス料理の「レストランキクヤ」が誕生。1986年10月、三代目の光一がこれを「洋食 黒船亭」へと改め、フランス料理のスタッフと味へのこだわりを受け継いで今日に至ります。

この店ならではの魅力は、洋食の華といわれるデミグラスソース。
素材をじっくり煮込んで漉し、また煮込むという作業を繰り返し、仕上げるまでに1週間以上をかけます。代々の味を守る一方で、ご飯にも手を抜きません。新潟県南魚沼にある専用の田んぼで育てたコシヒカリを、水にまでこだわって炊いています。
店内は清潔感のある落ち着いた造りで、窓の向こうには上野の街並みが広がります。ビルの中でも自然を楽しんでほしいという四代目店主・須賀利光さんの思いから、花が飾られているのも心なごむところです。
看板メニューはハヤシライス。
大正時代の「カフェ菊屋」で、すでにお客さまに出されていたという、店の歴史とともに歩んできた一皿です。長い時間をかけたデミグラスソースが、ふっくら甘いコシヒカリにしっとりとなじみます。コクの深い味わいは、ご飯が進む洋食ならではの満足感です。
もうひとつの人気はビーフシチュー。
圧力鍋で煮込んだ大ぶりの牛肉を、同じデミグラスソースでやわらかく仕上げた一品です。ほろりとほぐれる肉の旨みを、深みのあるソースが包み込みます。
カニクリームコロッケは、タラバガニを使ったクリームコロッケです。衣のさくっとした歯ざわりのあとに、なめらかなクリームとカニの風味が広がります。
魚介の寄せ鍋は、ホワイトソースを使った黒船亭オリジナルのブイヤベースです。魚介の旨みがやさしいクリーム仕立てのスープにとけ込み、パンやご飯と合わせて楽しめる洋食らしい鍋料理です。
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www.kurofunetei.co.jp
| 住所 | 東京都台東区上野2-13-13 キクヤビル 4F |
|---|---|
| 電話 | 050-5868-6412 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







