世界大会で最高賞!マーマレード 藤田駅「Gela319(ジェラサンイチキュウ)」
店長の齋藤礼奈さんと従姉妹の阿部杏奈さんが店づくりに携わり、店名の「319」には運営会社「齋久」の名が重ねられています。
始まりには、2人が沖縄旅行で出合ったジェラート。
果物を丸ごとかじったような味に驚き、その一品を目当てに何度も沖縄へ通ううち、現地の店からジェラート作りを勧められ、泊まり込みで技術を学びました。約2年間の試作を重ね、自分たちが納得できる味へたどり着きます。
もうひとつの原点は2011年の東日本大震災です。2人は齋久設備が担った除染作業にも加わり、福島の農産物が風評被害に苦しむ姿を目の当たりにしました。「福島のおいしい食材を使い、地元を元気にしたい」という思いが、国見町で店を開く大きな理由となりました。
Gela319のマーマレード作りのきっかけのひとつになったのが、家族が大切に育てていた福島のゆず。
酸味や皮のほろ苦さをミルクジェラートと調和させようと考え、果実の香りを生かせる方法を探した末、マーマレードにたどり着きました。
製造は果実の下処理から瓶詰めまで丁寧な手仕事。
試作を繰り返すなかで1瓶に使う果実量を当初より増やし、ペクチンの引き出し方や果汁、糖、酸味のバランスまで細かく調整してきました。

人気の商品はレモンマーマレード。
齋藤さんと阿部さんが2023年に開発した一品で、愛媛県産の完熟レモンと砂糖を中心に仕上げています。白い内皮を丁寧に取り除き、外皮を薄く刻むことで強すぎる苦みを抑え、レモンらしいきりっとした酸味と爽やかな香り、ピールのほのかなビター感が重なる味わいです。
手作業の工程が多く、製造できるのは1日に20瓶ほどという繊細なマーマレードでもあります。
2025年には英国のダルメイン世界マーマレードアワードで最高賞の「ダブルゴールド」を受賞しました。
前年にも別のマーマレードで最高賞を獲得しており、2年連続の最高賞という快挙。世界30カ国以上から3000点を超える品が集まる大会で、酸味と甘みのバランスなどが高く評価されました。
もうひとつの名物はシークヮーサーマーマレード。
沖縄県産シークヮーサーのなかでも、秋から冬にかけて黄色く完熟した「黄金」と呼ばれる果実を使い、1瓶に20~30個ほどを使用します。小さな実から種を除き、果汁を手で搾って皮を薄く刻む細やかな仕事から、まろやかな酸味と心地よい苦みが生まれます。2024年のダルメイン世界マーマレードアワードでは、世界大会初出場で最高賞のダブルゴールドを獲得しました。
季節感のある味ならレモン&アセロラ。
愛媛県産レモンに沖縄県産アセロラを合わせ、レモンのすっきりとした酸味のあとから、アセロラのやわらかな甘みと南国らしい香りが広がります。重たさを感じにくい爽やかな仕上がりで、2025年の同大会では金賞を受賞しています。
華やかな柑橘の香りを楽しむなら麗紅マーマレード。
愛媛県産の麗紅は、甘みが強く香り豊かな柑橘で、その果汁感にピールのほろ苦さを重ねています。甘さだけに寄らず、酸味とコクがほどよく続く上品な味わいで、こちらも2025年のダルメイン世界マーマレードアワードで金賞を受賞。パンに添えるだけでなく、ヨーグルトやアイスと合わせても柑橘の香りがきれいに引き立ちます。
- 福島県国見町に住むいとこ同士が作るマーマレード
- イギリスで開催される世界大会で2年連続頂点
お取り寄せ
| 住所 | 福島県伊達郡国見町大字山崎字東滝山20 |
|---|---|
| 電話 | 090-7078-3190 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!








