【マツコ有吉 かりそめ天国】日本初のあんこ入り饅頭・本饅頭『塩瀬総本家(築地)』通はこっちを選ぶ和菓子のお店の場所〔小杉竜一・ブラマヨ〕

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放送の【マツコ&有吉 かりそめ天国】通はこっちを選ぶ和菓子3選で紹介した、日本初のあんこ入り饅頭・本饅頭のお店は『塩瀬総本家(築地)』です。
ブラマヨ小杉さんがロケ。

日本初のあんこ入り饅頭・本饅頭 築地駅「塩瀬総本家 本店(しおせそうほんけ)」

『塩瀬総本家』は、1349年(貞和5年)に中国から来日した林浄因(りんじょういん)によって奈良で創業された、670年以上の歴史を誇る和菓子の老舗です。

林浄因は、中国で学んだ肉入りの饅頭を、日本の僧侶向けに小豆餡を用いた甘い饅頭へとアレンジし、日本初の餡入り饅頭を創作しました。

この饅頭は「奈良饅頭」と呼ばれ、上流階級や宮中で評判となり、和菓子文化の礎を築きました。その後、京都や三河国塩瀬村へと拠点を移し、足利義政公から「日本第一番本饅頭所林氏塩瀬」の看板を賜るなど、歴代の武将や皇室との深い関わりを持ち続けています。現在は東京・築地に本店を構え、伝統の味を守り続けています。

本饅頭は、極薄の皮で包まれた餡が特徴で、蒸し上がるとほぼ透明になるほどの薄さです。この繊細な皮に包まれた餡は、こし餡と大納言小豆をミックスしていて、仕上げ段階に大納言小豆を加えるので粒の食感がちゃんと残り、絶妙な食感を生み出しています。本饅頭の製造は、熟練した職人による手作業で行われており、その技術は和菓子作りの修行を積まないと挑戦すら難しいとされています。

塩瀬総本家の代表銘菓である志ほせ饅頭は、日本三大饅頭の一つに数えられています。この饅頭は、最上級の大和芋と米粉、砂糖を用いた薯蕷(じょうよ)饅頭で、ふんわりとした皮と上品な甘さの小豆餡が特徴です。

その起源は、7代目林紹絆が中国留学中に宮廷料理から着想を得て考案したもので、以降、塩瀬の饅頭の基盤となっています。また、足利義政公が自らの時代に塩瀬の饅頭が世に出たことを誇りとし、直筆の看板を下賜したことからも、その格式の高さが伺えます。

栗羊羹は、塩瀬総本家の人気商品で、厳選された北海道産小豆「エリモショウズ」と糸寒天を使用し、じっくりと炊き上げた餡に大粒の栗を贅沢にあしらった逸品です。明治天皇も好んで召し上がったと伝えられ、竹皮に包まれた「特製羊羹」は贈答品としても人気があります。また、姫羊羹は一口サイズで食べやすく、中型羊羹特製羊羹とともに、用途に応じたサイズ展開がされています。

その他の名物には、袖ヶ浦最中桃山カカオ羊羹などがあります。袖ヶ浦最中は、香ばしい最中皮にたっぷりの小豆餡を挟んだ一品で、食感と風味のバランスが絶妙です。桃山は、白餡に卵黄を加えて焼き上げた焼き菓子で、しっとりとした口当たりと上品な甘さが特徴です。また、カカオ羊羹は、世界各地のカカオを使用し、和と洋の融合を感じさせる新感覚の羊羹として注目を集めています。


食べログ
  • 本饅頭
  • 志ほせ饅頭(9個) 1458円
  • 初代が日本で初めて甘いの入った饅頭を作った
  • 徳川家康が食べていた本饅頭

ホームページ


御菓子老舗 塩瀬総本家

670余年の、のれんを誇る塩瀬総本家公式サイトです。伝統に裏打ちされた「塩瀬」の味を、熟練した菓子職人が技と心で今に伝えます。素材を吟味し、意匠を凝らした逸品。人の目と舌を通し、なによりも人の心を和ませたいと、今日もつくり続けます。…

住所 東京都中央区明石町7-14
電話 03-6264-2550

※公式サイト・Instagramからですを引用させていただいております。

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!