2025年5月9日放送の【マツコ&有吉 かりそめ天国】Ｕ字工事がロケで紹介した、カツオの燻し小屋を見学・おかかご飯のお店は伊勢志摩『かつおの天ぱく』です。

『かつおの天ぱく』は、三重県志摩市大王町波切にある、昭和26年（1951年）創業の鰹節製造所です。この地は古くから伊勢神宮への神饌を供える「御食国（みけつくに）」として知られ、鰹節の名産地としての歴史を持っています。同社の「鰹いぶし小屋」は、伝統的な製法を守り続けており、令和4年（2022年）には国の登録有形文化財に指定されました。

『かつおの天ぱく』の特徴は、古式「手火山（てびやま）式」製法による鰹節づくりです。この製法では、備長炭の原木薪（ウバメガシ）を用いて、鰹をじっくりと燻し上げます。この手間ひまかけた製法により、香り高く、旨味の凝縮された鰹節が生まれます。また、見学者向けに「鰹いぶし小屋見学会」を開催しており、鰹節の製造工程や歴史を学ぶことができます。

見学会では、削りたての鰹節を土鍋で炊いたご飯にかけたおかかご飯の試食が人気です。この素朴ながらも深い味わいの一品は、国内外の有名シェフからも高い評価を受けており、実際に自身のレストランで使用するシェフもいるほどです。

その他にも、たべるかつお節（薄味付）や波頭軽軽削り、花鰹四季重寶など、多彩な鰹節商品を取り揃えています。これらの商品は、オンラインショップや地元の店舗で購入することができ、ギフトセットとしても人気があります。

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