焼魚・刺身定食「沼津さえ丸鮮魚店」
店主の益谷尚豪さんは沼津市出身。釣りライターとして訪れた鹿児島県の甑島に魅せられ、移住して漁師になったという異色の経歴を持っています。漁船の名は、妻のさえさんにちなんで仲間が付けた「さえ丸」。それが店名の由来になりました。
2007年ごろに故郷へ戻った益谷さんは、魚屋を併設した居酒屋を開き、沼津港の魚を扱ってきました。その後、コロナ禍を経て店舗を集約しましたが、駅前の鮮魚店が閉店した際、地域の人から「港町の駅前に魚屋がないのは寂しい」と声を掛けられたことが、新たな出店を決める後押しに。港町らしい日常の魚屋を駅前に取り戻したいという思いから、現在の店舗が生まれました。
この店ならではの魅力は、沼津港で朝に水揚げされた魚を店頭で販売し、その奥で定食や丼、刺身などを味わえることです。冷蔵ケースには地物のカレイやアラ、カゴカキダイ、鮮やかな金目鯛など、その日の海を映すような魚が並びます。漁師経験を持つ店主が魚の状態を見極めるため、旬や入荷によって顔ぶれが変わるのも鮮魚店らしい楽しさです。
店頭で選んだ魚を調理してもらい、そのまま店内で食べられる仕組みも特徴的です。刺身だけでなく、魚に合わせて焼き物や煮付けなどを相談できるため、魚屋で買う楽しさと料理店で味わう満足感を一度に体験できます。大漁旗や集魚灯を思わせる照明が飾られた店内には港町らしい空気が漂い、昼から魚料理とお酒を楽しむ人の姿も見られます。
看板メニューはさえ丸定食。
内容は仕入れによって替わり、地魚の刺身に焼き魚やフライなどを組み合わせ、その日に入った魚を異なる調理法で楽しめます。地物のカイワリやキメジマグロの刺身、金目鯛の塩焼き、アジフライが登場した例もあり、刺身のしっとりした舌触りと焼き魚の香ばしさ、揚げ物の軽快な食感を一膳で比べられるのが魅力。魚屋が組み立てる日替わり定食らしく、訪れるたびに新しい魚との出合いがあります。
人気の商品はさえ丸丼。
まぐろを中心に、イカやイクラ、しらす、真鯛、黒ムツなど、その日に用意された魚介を盛り込む海鮮丼です。赤身は筋が少なく、舌の上で魚のうま味がほどけるような口当たり。魚種ごとに脂の甘みや歯応えが異なり、ひと口ずつ味の変化を楽しめます。
もうひとつの人気は鯵丼スペシャル。
沼津らしいアジを主役に据えた丼で、2026年には地元テレビ番組でも紹介されました。新鮮な地物のアジは身に張りがあり、噛むとさっぱりした脂とうま味が広がります。アジを目当てに港町を訪れた日に選びたい、魚屋らしさが伝わる一杯です。
鮮度をまっすぐ楽しむなら刺身定食。
内容は日によって替わり、地物アジと生サーモンが組み合わされた日には、弾むようなアジの身と、脂がなめらかに溶けるサーモンの対比を味わえます。別の日にはヤリイカや生マグロなども登場し、ヤリイカは箸で持ち上げても身がしっかりするほどの張りが特徴。旅先の昼食はもちろん、少量の酒と刺身を楽しむ気軽な立ち寄りにも似合います。
揚げ物ではアジフライも見逃せません。
鮮魚店の魚を使った一品だけに、衣の香ばしさの中からふっくらした身のうま味が現れます。定食に添えて魚料理の食感を広げるほか、昼飲みのつまみにも好相性。刺身や丼だけではない、日常の魚屋ならではの親しみやすさを感じさせる料理です。
- 沼津港で仕入れた鮮魚をおすすめの方法でいただける
さえ丸おじさん(@saemaruojisan) • Instagram写真と動画
フォロワー821人、フォロー中364人、投稿744件 ― さえ丸おじさんさん(@saemaruojisan)のInstagramの写真と動画をチェックしよう…
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| 住所 | 静岡県沼津市大手町5-2-18 フェニックスビル 1F |
|---|---|
| 電話 | 055-957-6639 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







