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イモ汁 京都河原町駅「志る幸(しるこう)」
店名の「志る幸」は、かつて客が各自で飯を持ち寄り、主人が汁物を提供する「汁講」という風習に由来していて、一杯の汁に込められたもてなしの心を大切にしているそうです。
お店で多彩な汁物がいただけます。白味噌、赤味噌、合わせ味噌、すまし汁の4種類の味から選べ、具材も豆腐や湯葉、生麩、鯛、しじみ、じゅんさいなど10種類以上の中からお好みで組み合わせることができます。
特に、白味噌仕立ての「おとしいもの白味噌椀」は、大和芋のとろりとした食感と上品な甘さが絶妙で、寒い季節には格別の一品です。
お椀が、まろやかに仕上がる決め手はベースのお出汁。店の裏手の井戸からくみ上げた井戸水は軟水なので 口当たりがやわらかく繊細な京料理には欠かせません。
出汁に使うのはすっきりしたうまみのある北海道利尻昆布と、上品な風味の鹿児島枕崎の鰹節。
それぞれ 素材に合った温度と時間をかけ職人が丁寧に調理することでえぐみや雑味は一切なしの黄金出汁に仕上げます。
そこに、京都伝統の白味噌(米麹の割合が多いため甘みが強い)を合わせることで角が立たない、まろやかな汁に仕上がります。
看板メニューの利久辨當は、かやくご飯に焼き魚や若鶏のうま煮、半熟卵などが彩り豊かに盛り付けられたセットで、京都らしいおばんざいを手軽に楽しめます。
また、店内の壁に掛けられた汁物のお品書きには、濁点を使わない表記がされており、これは「汁が濁らないように」という思いからだそうです。
その他の名物料理としては、季節の食材を使った一品料理が豊富に揃っています。例えば、冬には白味噌仕立てのお雑煮が提供され、濃厚な白味噌の中に柚子の香りが爽やかに広がり、粗めにつかれたお餅の弾力と風味が楽しめます。
また、炊き合わせや京生麩など、京都ならではの味わい深い料理もおすすめです。
- 京都老舗で愛されるモチモチ新食感のイモ汁
- 汁の具材は常時10種類以上
- すまし・白味噌・赤味噌・合わせ味噌から選ぶ
- 山芋をすりおろしてお椀に落としたものを
- 全国から この一杯を飲みに来るという名物
- 鰹節は濁りが出ないよう90°Cで1分
志る幸(河原町/和食) – Retty(レッティ)
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[和食好き人気店☆☆☆] こちらは『志る幸(河原町/和食)』のお店ページです。実名でのオススメが105件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…
住所 | 京都府京都市下京区西木屋町四条上ル真町100 |
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電話 | 075-221-3250 |
マツコ・デラックス・有吉弘行・久保田直子・飯尾和樹・ずん
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この記事の作者・監修

Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!