池袋駅「友誼食府(ユウギショクフ)」
友誼食府(ゆうぎしょくふ)は、在日中国人が多い池袋に2019年にオープンした、本格的な中国料理が味わえるフードコートで、JR池袋駅西口近くのビルの4階にあります。
もともとこの場所には1992年から「知音」という中華食材店が営業していたのですが、東日本大震災の頃にオーナーが変わり、台湾系の中華食材卸業「友盛貿易」が引き継ぎました。
以前の飲食店スペースをどう活用するか検討する中で、「店に買い物に来たお客さんが休んで飲み物を飲んだりできるスペースに」という店長の発案をきっかけに、実在する複数のガチ中華がテナントとして入るフードコート形態の友誼食府が誕生しました。

このフードコートには6つの店が出店しています。
古びた雑居ビルのエレベーターで4階に上がった瞬間、そこに広がるのは中国・台湾・香港の夜市や食堂街を切り取ったような異国の空気感。
オープン当初はSNSを通じて噂を聞きつけた日本在住の中国の人たちの姿しか見られなかったのですが、2020年夏頃からSNSや動画サービスなどで日本人にも広まり、若者のグループも訪れるようになりました。
今やここは、日本にいながら海外旅行気分が味わえる池袋の名スポットとして定着しています。
友誼食府の最大の特徴は、中国各地の地方料理や小吃(シャオチー)と呼ばれる中国の軽食・スナックが一堂に集まっており、ふだん食べ慣れている町中華とはかなり違った世界が広がっていること。
各ブースには料理の写真がふんだんに貼られているので、メニューが読めなくても指差しで注文できますし、スタッフも気さくに対応してくれます。
また、隣の食材店で購入したビールやジュースをテーブルに持ち込んで料理と一緒に楽しめるBYO(Bring Your Own)スタイルを採用しているのも、ここならではの魅力です。
青島ビールや台湾ビール、酸梅湯や冬瓜茶など、本場のドリンクと一緒に食事を楽しめます。
フードコートで一番にぎわいを見せるのが、四川料理の香辣妹子(シャンラーメイズ)。
板橋区滝野川にある本格四川料理店からの出店で、成都出身のオーナーの出身地にちなんだ料理が小さなブースにぎっしり揃っています。
ひとり用火鍋の麻辣燙(マーラータン)や夫婦肺片、激辛担担麺、よだれ鶏(口水鶏)など、本場四川の味がそのまま楽しめます。
四川料理の特徴は、花椒(ホワジャオ)のシビれを表す「麻(マー)」とトウガラシの辛さを表す「辣(ラー)」を組み合わせた「麻辣」にあり、日本ではこれまであまり知られていなかった独特のしびれる辛さが体験できます。
デザートには冰粉(ビンフェン)という透明でぷるんぷるんの四川風ゼリーもあり、辛い料理の後の口直しにもぴったりです。
そのほかにも、台湾・新竹出身のオーナーが営む台湾料理「匯豐齋(えほうさい)」では、台湾名物の魯肉飯や排骨飯のほか、台湾風唐揚げの鹹酥鶏(シェンスーチー)、台湾水出し茶(高山冷泡茶)など、夜市気分そのままのメニューが揃います。
また上海出身の沈凱さんが手がける「大沪邨(ダウツン)」では上海の家庭料理の素朴な味わいが楽しめ、シイタケとチンゲン菜入りの肉まん香菇青菜包子や、上海風ダイコンコロッケの油燉子(ヨウドゥンズ)などが人気です。
さらに「友誼早餐(ゆうぎそうさん)」では中国の朝ごはんの定番である揚げパンの油条や豆乳が楽しめ、黒龍江省ハルビンの味を伝える「東北美食」では、20世紀初頭にロシア人が伝えたとされる豚の腸詰紅腸(ホンチャン)や、小麦粉クレープの葱油餅など、なかなか日本では口にできない東北地方のローカルフードが味わえます。
- ビルにあるガチ中華のフードコート
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| 住所 | 東京都豊島区西池袋1-28-6 4F |
|---|---|
| 電話 | 03-5950-3588 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







