気仙沼の酒屋さん「すがとよ酒店」

2019年に創業100周年を迎えた宮城県気仙沼市の歴史ある一軒で、地元の人々が日常的に立ち寄る、なくてはならない存在として長年愛されてきました。現在の店舗は宮城県気仙沼市新浜町2丁目にあり、三陸鉄道リアス線・鹿折唐桑駅からほど近い場所に根を張っています。
2011年3月の東日本大震災で、店を営む菅原文子さんは自宅兼店舗を津波で流され、両親と三代目店主だったご主人を亡くしました。
それでも地域の人々から「早く再開してほしい」という声に押され、被災からわずか1か月半後に息子さんたちとともにプレハブで営業を再開しました。
悲しみのなかにあっても前を向き続けたその姿が、多くの人を動かしました。行方不明のままだったご主人への想いを綴った手紙「あなたへ」は「KYOTO KAKIMOTO 恋文大賞」大賞を受賞し、その後ご主人のご遺体も発見されました。
そして震災から5年9か月後の12月、地元の鹿折でようやく店舗を再建するに至りました。
このお店を象徴するのが、復興祈願酒負げねぇぞ気仙沼。
震災以来すがとよ酒店がずっと発信し続けてきたこのメッセージは、力強い直筆の文字でラベルに記されており、その筆跡は女将のお母様(御母堂)によるものです。気仙沼の人々の誇りと不屈の精神をそのままお酒に込めた一本。
また、オリジナルラベルの作成サービスも人気で、女将の直筆によるラベルを記念日や贈り物にあしらうことができます。
地元気仙沼で醸された水鳥記(みずとりき)。
すがとよ酒店の専用カテゴリにも設けられているこのお酒は、漢字「酒」の字に由来し、左側の三水辺を「水」、右側の酉(とり)を「鳥」と読み、酒の物語を「記」していきたいという造り手の意思が銘柄に込められています。
海の幸の多い気仙沼らしく、海鮮料理との相性を大切に醸されており、華やかな香りと食中に映えるすっきりとした味わいが特徴です。
さらに、常時約20種の日本酒を在庫し、浦霞・一ノ蔵・日高見・久保田・萩の鶴・宮寒梅といった宮城・東北を代表する銘酒から、全国各地の希少銘柄まで幅広く取り揃えています。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







