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さくら夙川駅「ブーランジェリー・フリアンド 本店(Boulangerie Friande)」
2026年には創業75周年を迎え、本店は若松町の阪急電鉄高架下、もう1店舗は夙川駅前の夙川グリーンタウンに店を構えています。
現在も店舗を西宮市内の2店に絞り、地域に根ざしたパン作りを続けています。
3代目の谷口佳典シェフは2003年にパンの老舗へ入社し、2009年には製パン技術を学ぶためフランスへ。現地4店舗で研修したのち、さらに2店舗でシェフ・ブーランジェを務め、2010年に帰国してフリアンドを受け継ぎました。
2011年から3年連続で兵庫県パングランプリを制し、2021年には世界最高峰の製パンコンクールのひとつ「モンディアル・デュ・パン」で総合優勝。祖父の代から続く街のパン屋に、本場フランスで磨いた技術が重なっています。
店の大きな特徴は、パンごとに材料と発酵を細かく使い分ける製法。
小麦粉はフランス産、アメリカ産、カナダ産などから粒度や風味、ミネラル分を見極めて配合。
ライ麦から育てたサワー種と、液状・生地状の2種類のルヴァンを合わせた3種類の自然酵母も使い分け、専用庫で温度や湿度を管理しながら育てています。
看板のひとつがレスペクチュスパニス。谷口シェフが2021年の世界大会で披露したパンで、ごく少量の酵母を使い、手ごねした生地を長い時間かけて発酵させる古典的な製法を取り入れています。
フランス産の有機栽培小麦を使うことで小麦そのものの香りを引き出し、表面はパリッと香ばしく、中はふんわりと口どけのよい仕上がり。このパンに象徴されるように、華やかな見た目以上に食感や香りを大切にするのがフリアンドらしさです。
人気の商品はカレーパン。
店頭では早い時間に売り切れることもある定番の人気パンです。衣はサクッと軽快で、その内側にはもちっとした生地の食感が残るのが特徴。揚げパンらしい香ばしさがありながら重たくなりすぎず、朝食や昼食にも選びやすい一品です。店には130~140種類ほどのパンが並びますが、その中でも昔ながらの親しみやすさと職人の生地作りを一度に楽しめます。
もうひとつの名物はホルン。
ソフトフランスの中にバターとグラニュー糖を合わせた、材料の組み合わせはとてもシンプルなパンです。それだけに、やわらかな生地とバターのコク、砂糖の素朴な甘みがまっすぐ伝わります。30年以上作り続けられている定番で、世界大会に挑む現在のフリアンドと昔ながらの街のパン屋らしさをつなぐ存在です。
人気の商品はカスクルート。
フランスでは定番のサンドイッチで、フリアンドでは軽い食感に仕上げた小ぶりのバゲットに具材を挟んでいます。バゲットの歯切れと香ばしさを楽しみながら食べられるため、しっかり食事をしたい日のランチにもぴったり。普段の食卓と一緒に楽しめるパンを作りたいという店の考えが感じられる一品です。
甘いパンならクロワッサンダマンド。
クロワッサンの中と表面に自家製クレームダマンドを重ね、さらにアーモンドスライスを散らして焼き上げています。クロワッサン部分はカリカリと香ばしく、アーモンドクリームはしっとり。軽快な層の食感と濃厚なアーモンドの風味がひと口ごとに重なり、コーヒーと合わせてゆっくり味わいたくなる菓子パンです。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
