この記事の目次
ぼたん鍋・出雲そば「以久満(いくま)」
一畑電車北松江線・雲州平田駅から歩いてほんの2分という好立地にありながら、その佇まいはどこか落ち着いていて、駅の喧騒とは切り離された静かな時間が流れています。
4代目の生間太一さんが厨房に立ち、寿司職人として江戸前の技で絶品な寿司を握っています。

以久満ならではの看板メニューといえば、やはりいのしし鍋(ぼたん鍋)。
一般的な猪鍋は味噌仕立てが多いなか、以久満の鍋は澄んだ透明なすまし汁仕立て。
新鮮なメスのみを使用したクセや臭みをほとんど感じさせないイノシシ肉は、柔らかい肉と甘みある脂が特徴。
具材はゴボウ・白菜・ネギ・えのき・シイタケ・豆腐・春菊など季節の野菜がたっぷり入れます。
そして味の決め手となるのが北海道産利尻昆布に数種類の醤油をブレンドした甘めの出汁。
これを 先ほどの具材と合わせ、最後にイノシシ肉を一枚一枚丁寧に花びらのように盛りつけたら、口当たりの優しさと奥深いコクが同居した逸品です。
そして〆には出雲そばを加えるのが「以久満流」。お鍋の旨みをたっぷりと吸い込んだそばで締めくくれば、その余韻はなかなか消えないはずです。名物の猪鍋はお取り寄せ(電話注文限定)にも対応しており、遠方からのファンも多いと聞きます。
お店でもう一つ欠かせない存在が、活うなぎの炭火焼き。
注文を受けてからさばき始めるというそのスタイルは、鮮度と職人の覚悟を物語っています。特製の自家製タレをまとった蒲焼きはもちろん、うな重、丼と様々な形で楽しめ、炭火ならではの香ばしさとふっくらとした身の柔らかさは格別です。
出雲はもともとうなぎと縁が深い土地で、江戸時代から全国へその美味しさが伝わってきた歴史がありますが、以久満でいただくうなぎには、その長い食文化の流れが感じられます。
また、4代目・太一さんが手がける江戸前寿司も、出雲ではなかなか出会えない本格的な一品として知られています。
小さめに握られたシャリが口の中でほろほろと崩れる食感は江戸前ならではで、出雲市の北端・十六島(うっぷるい)の岩場で一枚一枚手摘みされる希少な十六島のり(うっぷるいのり)や、日本海で獲れたのどぐろ、小伊津の白身魚など、この地でしか揃えられない食材が丁寧に使われています。
さらに、15〜16種もの具をひと巻きに詰め込んだ特大太巻き・雲田も個性的な一品で、要予約ながらお土産やテイクアウトにも対応しています。
夏には高津川の天然鮎塩焼き、冬には宍道湖の鮒の活造りや下関直送のふぐ料理など、季節ごとに移り変わる旬の料理も見どころです。
- 出雲そば
殻ごと挽くことで香りが強く噛むほどに旨みが広がるのが特徴
| 住所 | 島根県出雲市平田町2236-8 |
|---|---|
| 電話 | 0853-62-2248 |
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







