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福島「元祖円盤餃子 満腹」
創業者の菅野かつゑさんは、鉄道技術者だった夫とともに戦前の旧満州で暮らし、現地で親しまれていた水餃子や、残った餃子を鉄鍋で焼いて食べる食文化に出合いました。
敗戦後に福島へ引き揚げ、食糧事情が厳しかった時代に「餃子でみんなのお腹を満腹にしたい」と考えたことが店の原点です。
1953年には福島稲荷神社周辺の闇市で屋台を始め、七輪の丸い鉄鍋にできるだけ多くの餃子を並べるため、ぐるりと円を描くように焼いたのが円盤餃子の始まり。
たっぷり食べられる餃子は評判となり、その2年後には餃子専門店を構えました。現在は福島市仲間町に店を構え、初代から受け継いだ手仕事を守っています。
満腹の大きな特徴は、「餃子は皮を食べるもの」という初代の考えを今も製法の中心に据えていること。
皮には2種類の粉を使い、水も2種類を組み合わせて手で練り、1日寝かせた後に再び手を加え、さらに熟成させます。
できあがった生地を小さく切り分け、めん棒で1枚ずつ丸くのばすところまで手仕事という徹底ぶりです。
餡の主役は一年を通して白菜。切った白菜を絞ってから冷蔵庫で2日間水分を飛ばし、白菜そのものの甘みを引き出したうえで、豚ひき肉やネギ、ニラ、ニンニク、しょうがを合わせます。焼くときは30個を円形に並べ、少量の油と多めのぬるま湯を使って12~13分ほどじっくり火を通し、最後に油をしっかり切るのが満腹流です。

看板メニューは円盤餃子。
一皿に30個の餃子が輪を描く姿は、店の歴史そのものを映したような一品です。
焼き面は香ばしく、手練りした皮は外側に焼き目をまといながら、内側にはもちっとした弾力が残ります。白菜を中心にした餡は野菜の旨みが広がり、30個という見た目の迫力とは対照的に、油っぽさを抑えた軽やかな後味が特徴です。
食べるときには自家製ラー油に酢を多めに合わせ、醤油を加えるのが店のおすすめ。さらにすりおろした生ニンニクを添えれば、白菜のやさしい甘みに辛味と香りが重なります。創業時から受け継がれる餃子を、皮、餡、たれまで一体で味わえるのが醍醐味です。
もうひとつの人気は水餃子。
焼かずにゆでることで、自家製皮の持ち味がより素直に表れます。焼き餃子とは異なる、ぷるんとなめらかな口当たりとつるりとした皮の食感が楽しめるため、円盤餃子と食べ比べるのにも向いています。
- 創業73年
- パリッパリの皮
| 住所 | 福島県福島市仲間町1-24 |
|---|---|
| 電話 | 024-521-3787 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







