2025年10月17日放送の【マツコ&有吉 かりそめ天国】坂口健太郎さん・渡辺謙さんがロケで紹介した、へぇ探し『ニュー新橋ビル』のロケ地・お店をまとめて紹介します。

ベジタリアン 新橋本店は、日本のビジネスの中心地である新橋の駅前、ニュー新橋ビルの1階に店を構える老舗のジューススタンドです。昭和46年の創業以来、半世紀以上にわたってこの場所で営業を続けている、健康生ジュース専門店の先駆けのようなお店です。都会で働く多くのサラリーマンや、健康に気を遣う人々に愛され、「健康ドリンクの原点」として親しまれています。

人気を集めるジュースの中でも、特に看板メニューとして知られているのは、栄養価の高いモロヘイヤとケールをブレンドしたモロヘイヤ＆ケールです。このグリーンジュースは、苦味のある野菜をオレンジやグレープフルーツなどの果物とミックスすることで、とても飲みやすく仕上げられています。

また、ユニークな健康志向のジュースとして定番なのが玉ねぎジュースです。玉ねぎの持つ特長を活かしつつ、りんごと黒酢を加える工夫がされていて、玉ねぎの風味が穏やかで挑戦しやすい一杯です。

他にも、健康志向の方々から支持されているのが、身体が温まるといわれるウコンを取り入れたウコンフルーツジュースです。普段の食生活ではなかなか摂取しづらい珍しいフルーツや野菜も、ここでは手軽に味わうことができます。

むさしやは、新橋駅から徒歩すぐのニュー新橋ビル1階に店を構える、明治18年（1885年）創業の老舗洋食屋です。

このお店は140年近くの歴史があり、愛宕山で焼き芋や蒸かし芋を売る商売から始まりました。初代は旗本の末裔で、明治の身分制度改革後、商売を始めました。その後、新橋に移り、昭和の高度経済成長期に現在の洋食屋になりました。5代目の店主が今も屋号とともに大切に受け継いでいます。新橋が蒸気機関車の走る時代から続く、サラリーマンの街を象徴する名店です。

むさしやは、7～8席のカウンター席しかない小さな店ですが、昼時にはいつも行列ができます。L字型のカウンターで、厨房とお客さんの距離が近く、調理風景を目の前で見られます。列に並んでいる間に注文して先払いするため、着席後すぐに料理が提供されます。

人気No.1のオムライスは看板メニュー。バターをたっぷり使ったフライパンで焼き上げた薄い卵が、チキンとグリンピースのケチャップライスを包んでいます。
バターの香りとケチャップの酸味が懐かしい味わいを生み出します。
付け合わせには、黒胡椒の効いたナポリタン、マヨネーズをかけたキャベツ、温かい味噌汁が付きます。ナポリタンはボリュームがあり、大盛りでも一人で食べきるのは難しいです。

オムドライはドライカレーを卵で包んだもので、カレー好きに人気です。オムメキシカンはスパイシーなライスを卵で包んだもので、常連は毎回違う味を選びます。

9種類のスパイスを使ったスパイス野菜カレー。水をなるべく使わずスパイスのうまみを引き出すレシピはネパール人バイトの実家の味を完全再現。カレー専門店レベルのこだわりっぷりに話題になっているメニューです。

中国漢方整体院 珍雲堂は、ニュー新橋ビルの中で、中国式マッサージの元祖として、創業して28年の老舗のお店です。院長の楊珍雲（ようしんうん）先生は、中国浙江省の看護学校や中医学院を卒業し、中西医病院で看護部長も務めた、医学の知識を持ったプロフェッショナルです。中国政府が選んだ海外で活躍する100人を紹介する書籍で日本に中国漢方警体術を広めた人として選ばれています。

珍雲堂の施術は、東洋医学の深い知識に基づく独自の技術で、「神の技」として多くのお客様に愛されています。指やひじを使い、体のツボや経絡、神経を丁寧にほぐす手法は、サウナ後のような全身の温かさを提供します。

特に人気なのは、古代から伝わる中国の民間療法「刮沙（カッサ）」です。この技術は専門性が高く、楊院長は中国で研修を受け、免許を持っています。
施術では、純度100%のメノウ板や水牛の角の刮沙板を使用し、血液の流れを促して老廃物を排出します。また、刮沙板で肌を擦ることで、体の弱っている部分が皮膚に現れるという美容健康施術として選ばれています。

フレームハウス FABRIは、東京・新橋駅前のニュー新橋ビル2階にある専門店です。このビルは1971年に完成し、戦後の闇市「新生マーケット」の跡地にあります。歴史あるこの場所で、40年以上の経験を持つスタッフが、お客様と額縁を大切にし、専門的なサポートを提供しています。

フレームハウス FABRIの魅力は、額縁の販売だけでなく、幅広い額装に対応できることです。絵画や写真だけでなく、ユニフォームや思い出の品も額装し、アクリルボックスなどの特殊な額装にも対応します。銀座の高級宝飾店や国立新美術館での実績があり、プロの要求に応える技術と信頼があります。経験豊富なスタッフが相談と製作の両方に関わるため、専門的なアドバイスが受けられます。

商品の種類の多さも都内最大級で、カスタムフレームは5000種類以上、マット素材は3500種類以上あります。リーズナブルな特価品から高級品まで、豊富な在庫から最適な提案を受けられます。

このお店の名物は、ミリ単位の調整が可能なオーダーメイドのカスタムフレームです。豊富な色や質感のマットボードと組み合わせることで、作品の魅力を引き出します。急ぎのお客様には、最短即日での製作体制があります。また、フォトフレームやアルミパネル、イーゼル・スタンドなどの関連商品も充実しており、額装に必要なものがすべて揃っています。プロがあなたの大切な品を美しく、安全に飾ります。

純喫茶のカトレアは、ニュー新橋ビルの3階にある喫茶店です。1976年の創業以来、この場所で新橋のビジネスマンたちの憩いの場となっています。ロケではお店が行きつけのオスマン・サンコンさんに出会いました。

お店はビル開業当初から営業を続ける数少ないテナントの一つとして、長い歴史と特別な存在感をまとっています。店内は「ラウンジ」と掲げられているように、昭和の時代のホテルラウンジを思わせる、広々とした優雅な空間が広がっています。

お店の大きな特徴は、現代では珍しくなった全席喫煙可能という点と、その空間の趣です。大人のための社交場として、20歳未満の方は入店できない「完全大人仕様」となっており、新橋という土地柄、スーツ姿のビジネスマンたちが商談や一服のために集います。

軽食メニューで人気なのはサンドウィッチです。特に玉子サンドは卵サラダときゅうりをシンプルに使い、セットにサラダが付きます。
ミックスサンドはハムと野菜の両方を楽しめ、ランチに好評です。

昭和ブックカフェは、東京の新橋駅前にそびえるニュー新橋ビルの3階に2020年11月にオープンした、昭和の空気が漂うユニークな複合カフェです。

株式会社新橋大好きが運営する昭和ブックカフェは、代表の鈴木清一さんが昭和の文化を形にした場所です。福井市出身の鈴木さんは、新橋で働いていた頃からこの街に強い愛着を持っていました。定年退職後、漫画収集の情熱を活かし、このカフェを開業しました。

昭和ブックカフェの特徴は、昭和時代に刊行または流行した約6千冊の書籍、うち8割が漫画。コミック、写真集、戦記物、スポーツ関連書籍、格闘技の記録、文化的な著作など、昭和を多面的に体験できます。
入り口には古本が積み重ねられ、販売もされています。懐かしいポスターや色紙が壁一面に貼られ、昭和のイラストが散りばめられています。約70平方メートルの広さがあり、カウンター席やパーテーションで区切られた席があります。

カフェは、フリーソフトドリンク付きで時間ごとに利用可能です。ホットドリンクにはコーヒー、ココア、紅茶、コーンスープがあり、アイスドリンクにはペプシやアセロラ、白ブドウ、ウーロン茶、オレンジ70、野菜と果実のミックスジュースがあります。
アルコール飲料も豊富で、生ビール、純米酒、焼酎、ウイスキー、梅酒、カシスベースのカクテル、角ハイボール濃いめなどがあります。
おつまみや軽食も充実しており、出前や持ち込みも可能です。完全禁煙のため、女性の訪問客にも人気です。

全席に電源とフリーWi-Fiがあり、テレワークに適しています。オフィス用の椅子と机、マルチ充電器の貸し出しがあり、ビデオ会議可能な座席もあります。

マツコ・デラックス・有吉弘行