この記事の目次
シラス丼 大洗駅「大洗町漁協 かあちゃんの店」
大洗で水揚げされた旬の魚を、港町らしい家庭料理でお腹いっぱい味わってほしいという「浜のかあちゃん」たちの思いから生まれました。
その始まりは、店の開業より5年ほど前にさかのぼります。
2005年、大洗町漁協女性部の有志が、値段のつきにくい魚を生かしながら漁家の収入にもつなげようと、干物の製造・販売を始めました。
活動を続けるうちに売り上げが伸び、町や漁協から食堂を開いてはどうかという提案が寄せられます。
女性部の中で話し合いを重ね、「地元の魚をもっとたくさんの人に食べてもらえる場所」へと発展したのがかあちゃんの店でした。2011年の東日本大震災では津波被害を受けながらも短期間で営業を再開し、その後は店舗の拡張や2015年の別館開設へと歩みを進めています。
店を切り盛りするのは、大洗町漁協女性部の「かあちゃん」たち。
メンバーは3班に分かれて厨房に立ち、その日の朝に揚がった地魚を刺身、煮魚、かき揚げなどに仕立てています。
汁物だけでなく、酢の物や漬物まで手作りされ、魚料理だけでは終わらない、大洗の家庭の味が膳の中に息づいているのが特徴です。
もうひとつ見逃せないのが、番組で紹介した大洗を代表するシラスへのこだわりです。
大洗では伝統的な1艘引き漁法でシラスを漁獲し、鮮度を大切にしながら水揚げしています。店で生シラスを扱う際は、海水とほぼ同じ塩分濃度に整えた氷水で手早く洗うのがポイント。身が水っぽくなりにくく、透明感を残したまま、ピンと張った食感へと仕上げています。
人気の商品は生しらす丼定食。
開店当時から一番人気を守ってきた、店を象徴する一杯です。大洗港で水揚げされた生シラスは、口に入れるとぷりっとした繊細な歯ざわりがあり、そのあとにやわらかな甘みと海の風味が広がります。地元の養鶏場から仕入れるコクのある卵を合わせることで、シラスのすっきりした味にまろやかさが加わる組み合わせ。鮮度が味を左右する生シラスを漁港のすぐそばで楽しめる、漁協直営店ならではの名物です。

もうひとつの人気は2色丼定食。
生シラスと釜揚げシラスをひとつの丼で味わえる、シラス好きにはうれしい組み合わせです。生ならではのぷりっとした食感に対し、釜揚げはふんわりとやわらか。素材は同じシラスでも、仕立て方による口当たりや風味の違いがはっきり楽しめます。
名物料理のかあちゃん御膳。
シラスとヒラメなどの白身魚を使った海鮮かき揚げが主役で、刺身や汁物、小鉢などと一緒に大洗の魚を楽しめる御膳です。かき揚げは魚介のうま味を衣の中に閉じ込めた、香ばしさとふっくらした身の食感が魅力。漁師の家庭で親しまれてきた魚の食べ方を、ひとつの膳でゆっくり味わえます。
そしてとうちゃん御膳。
こちらは煮魚を中心にした、しっかりご飯を食べたい日に似合う一品です。煮魚の味付けは、漁師の家庭それぞれに伝わる作り方の長所を取り入れながら組み立てられたもの。甘辛い煮汁が魚の身になじみ、刺身などと合わせれば、鮮魚とはまた違った大洗の魚のおいしさに出会えます。
- 2010年大洗の新鮮な魚をPRしようと始まる
ホームページ
茨城県にある「大洗町漁業協同組合 jf-oarai」のウェブサイト。 漁協直営「かあちゃんの店」や茨城の海、漁師の日常の情報などをお届けします! …
www.jf-oarai.com
| 住所 | 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町東8253-10 |
|---|---|
| 電話 | 029-267-5760 |
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







