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飯能の山奥で精進料理「八王寺(竹寺)」
竹寺は、東日本唯一の神仏習合の寺院としても知られ、寺院でありながら鳥居や茅の輪が設けられ、神様と仏様が共存するユニークな空間が広がっています。厄除けや開運の神様として信仰されている牛頭天王(ごずてんのう)を本尊とし、本地仏として薬師如来も祀られています。境内には多くの文人墨客が訪れたことでも知られ、「奥武蔵俳句寺」とも呼ばれ、数多くの句碑が残されています。
竹寺の最大の特徴は、その神仏習合の姿と、自然豊かな境内にあります。鳥居に設けられた茅の輪は、くぐることによって災厄を祓い、心身を清めることができるとされています。また、境内の竹林は美しく、訪れる人々に静寂と安らぎを与えてくれます。見晴らしの良い場所からは、天気が良ければ遠くの景色を望むこともできます。
竹寺では、完全予約制で、近くの山で採れた旬の食材を使った精進料理を提供しています。食器や箸にも竹が使われており、自然の恵みを五感で味わえる特別な体験ができます。3,000円、5,000円、6,000円のコースがあり、特別な日の食事としてもおすすめです。
精進料理以外にも、竹寺ならではのメニューとして、竹笹うどんや、竹寺の湧き水を凍らせて作った自家製かき氷「竹氷」も人気です。特に「竹氷」は、手作りのシロップでいただくことができ、暑い日にはぴったりのデザートです。
境内のいたるところには、訪れた文人墨客の句碑が点在しており、散策しながら文学に触れることもできます。また、毎月異なるデザインの御朱印も授与しており、訪れるたびに新しい発見があります。月に一度開催される「お寺 de マルシェ」では、コンサートや飲食、買い物などが楽しめるイベントも行われています。
- 山菜と数々の薬草を使った精進料理
- 八王寺(竹寺)
千年以上続く神仏習合の姿を残す東日本唯一の遺構
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住所 | 埼玉県飯能市南704 |
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電話 | 042-977-0108 |
タカアンドトシ・温水洋一
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この記事の作者・監修

Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!