宿泊した旅館・あなごめし「庭園の宿 石亭(ていえんのやど せきてい)」
母体となるのは、宮島の玄関口である宮島口駅前で明治34年に創業した穴子めしの老舗「あなごめしうえの」。初代・上野他人吉が、山陽鉄道の宮嶋駅開業からまもなく、駅弁として考案したのが始まりでした。
地元で親しまれてきた穴子どんぶりをヒントに、白飯を穴子のアラで炊き込んだ醤油味飯を編み出し、そこへ穴子をぎっしりと敷き詰めた一品は、たちまち評判を呼んだと伝わります。以来百年を超える歳月を重ね、二代目・上野純一氏の代になって、その味とおもてなしの心をそのまま宿として形にしたのが石亭でした。
宮浜温泉に佇む約1500坪の庭園を囲むように、離れと母屋を配し、訪れる人が思い思いに過ごせる小さな宿を目指したといいます。
石亭ならではの魅力は、なんといっても庭そのもの。
眼前に宮島と瀬戸内の島々を望み、背後には経小屋山がなだらかにそびえる傾斜地に、池と名松を中心とした回遊式の庭園が広がっています。
この庭は米国の日本庭園専門誌による全国ランキングで常に上位の常連となっており、桂離宮や足立美術館と肩を並べる評価を受けてきました。
さらに2024年と2025年にはミシュランガイドの「ミシュランキーホテル」で2ミシュランキーにも選ばれています。
館内には床下や屋根裏に隠された書斎やライブラリー、四阿など、まるで宝探しのような仕掛けが点在しているのも独自の趣向。
夕暮れには庭に篝火が揺れ、部屋の障子がオレンジ色に浮かび上がる光景が、多くの旅人の心をつかんでいると評判です。
石亭で欠かせないのが、母体である老舗の味を受け継いだあなごめし。
誕生は1901年、宮島近海で獲れる脂の乗った瀬戸内の穴子を使い、じっくりと焼き上げてから秘伝のタレをからめる製法は、当時からほとんど変わっていないといいます。
鰻のようなふっくらとした柔らかさではなく、身がしっかりとして皮はパリッと香ばしいのが特徴。
冷めてもなお旨みが増すよう、米や出汁の配合にまでこだわり抜かれているのが老舗ならではのこだわりです。
石亭の食事では、この穴子を先付けから存分に味わえる「穴子三昧」のコースが用意され、焼き穴子はもちろん白焼きや蒸し料理など、さまざまな表情の穴子を一度に楽しめるのが宿泊者だけの贅沢体験です。
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宿泊プラン情報
口コミ・予約
| 住所 | 広島県廿日市市宮浜温泉3-5-27 庭園の宿 石亭 |
|---|---|
| 電話 | 0829-55-0601 |
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
