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旭川四条駅「蜂屋 旭川本店(はちや)」
始まりは、初代の加藤枝直氏が1946年に開いた、蜂蜜入りのアイスクリーム店。店名の「蜂屋」も、そこで使っていた蜂蜜に由来します。
枝直さんは店を営むなか、近所の日本そば店から中華そばの存在を聞き、独学でラーメン作りに挑みました。
旭川の厳しい寒さに合う味を試行錯誤し、翌年にはアイスクリーム店からラーメン店へ転換。
現在の旭川本店は1949年に開店し、2026年で77年を数えます。
ラーメンは市民の間で評判となり、1955年頃には「休日に映画を見たあと、蜂屋でラーメンを食べる」という過ごし方が広まったほどでした。
1999年には新横浜ラーメン博物館へ出店し、旭川で育まれた独創的な味を全国へ伝えています。
旭川本店は2024年、2025年の「ラーメン HOKKAIDO 百名店」に選ばれました。
蜂屋の個性は、豚骨と魚介を別々に炊いてから合わせるダブルスープ。
魚介だしにはアジの丸干しを用い、豚骨のまろやかな旨味へ、魚の香りとすっきりした余韻を重ねる仕立て。異なるスープを一杯の中で調和させる手法を、創業当時から続けてきました。
仕上げに浮かべるのが、良質なラードや豚の脂身、節類などを加えて香ばしく焦がした自家製の焦がしラードです。
表面を油が覆うことで熱を逃がしにくくしながら、燻したような深い香りとほろ苦さを添えます。油の量を選べるため、初めてなら標準で味の輪郭を確かめ、より濃厚な香りを楽しみたいときは多めにするのも蜂屋らしい味わい方です。
麺は、初代の枝直氏と兄の加藤熊彦氏が作り上げた低加水麺が原点。水分を抑えた麺は歯切れがよく、細かな縮れがスープをしっかり抱き込みます。
人気の商品はしょうゆラーメン。
豚骨の丸み、アジを生かした魚介だし、醤油の香りが重なり、その上から焦がしラードの力強い風味が広がります。
見た目は濃厚ですが、魚介の風味が油の重さを整えるため、後口には意外なほど切れがあります。
低加水の中太ちぢれ麺をすすれば、スープを吸った麺から小麦の風味と香ばしさが一緒に立ち上がります。具材はチャーシューやメンマ、ねぎなどを配した飾りすぎない構成で、独特のスープと麺を正面から味わえる一杯。1947年の創業時から磨かれてきた、蜂屋の原点です。
もうひとつの人気はしょうゆチャーシューメン。
名物の醤油スープへチャーシューをたっぷり重ねた、肉の旨味も楽しみたい人向けの一杯です。脂身を控えた薄切りの肉は、焦がしラードをまとった力強いスープのなかでも重くなりすぎず、噛むほどに醤油だれの風味がにじみます。
しおラーメン。
豚骨とアジのダブルスープを塩味でまとめ、素材の旨味をより素直に感じられるメニューです。焦がしラードを使うため一般的な澄んだ塩ラーメンとは趣が異なり、香ばしいコクと魚介の余韻が残ります。醤油とは違う角度から、蜂屋のスープ作りを確かめられる一杯です。
みそラーメン。
味噌のふくよかな風味に、魚介豚骨スープと焦がしラードの香りを重ねています。味噌の甘みとコクが焦がした油のほろ苦さを包み込み、寒さの厳しい旭川で体を温めたい日に似合う味わい。蜂屋の個性を保ちながら、醤油よりもまろやかな余韻を楽しめます。
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
