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どぶろく 茅場町駅「平和どぶろく兜町醸造所」
創業1928年の平和酒造は、日本酒「紀土」やリキュール「鶴梅」で知られ、これまでにない新たな酒文化の発信拠点として、歴史ある兜町の地に出店を決意しました。兜町は江戸時代には酒問屋が立ち並ぶ日本酒の発信地であり、近年の再開発により新たな魅力を持つ街へと変貌を遂げています。
この店舗の最大の特徴は、店内で醸造されたできたてのどぶろくをその場で楽しめる点です。醸造家の宿南俊貴さんは、和歌山と東京を行き来しながら、製造から提供までを一貫して担当しています。どぶろくは、米と米麹、水を発酵させたもろみを濾さずにそのまま提供するため、米の旨味やコクをダイレクトに感じられるのが魅力です。
さらに、どぶろくは副原料の使用が可能で、プレーン、小豆、黒豆、ホップ、白麹などの定番に加え、季節限定でブルーベリーや抹茶、十八穀米など多彩なフレーバーが楽しめます。
定番のどぶろく以外にも、平和酒造が手がけるクラフトビール「平和クラフト」や日本酒「紀土」なども提供されています。例えば、山椒ゴールデンエールは、山椒の風味がほのかに感じられるキレのある味わいで、どぶろくとはまた違った楽しみ方ができます。
フードメニューも充実しており、和歌山の食材を活かした料理が揃っています。燻製うずら玉子は、和歌山の三ツ星醤油に漬け込まれた深い味わいが特徴で、どぶろくとの相性も抜群です。また、たっぷりの山利しらすと大根おろしは、しらすの塩気と大根おろしのさっぱり感が絶妙なバランスを生み出しています。
店内は木の温もりを感じられるスタイリッシュな空間で、天井には発酵中の泡をイメージしたくるくるとしたライトが設置され、訪れる人々を温かく迎えてくれます。
- 米に麹を混ぜ 3週間ほど発酵させたのをこしたものが日本酒でこす前の状態が どぶろくです
住所 | 東京都中央区日本橋兜町8-5 |
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電話 | 03-6264-9457 |
徳光和夫・田中律子・三宅裕司・東貴博
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この記事の作者・監修

Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!