2025年10月5日放送の【なりゆき街道旅】ハナコ・ビビる大木さんと、田山涼成さん・久保田磨希さんがゲストで紹介した、日光・鬼怒川のロケ地・お店をまとめて紹介します。

ディ サポーレは、栃木県日光市の鬼怒川温泉街にあるピッツェリアです。鬼怒川温泉駅から徒歩1分ほどの場所にあり、観光の合間に立ち寄りやすい立地が魅力。お店の入口近くには石窯が置かれていて、ピザが焼き上がる様子を見ることもできます。

このお店のこだわりは、天然酵母を使って低温熟成させた生地。サクッとした表面ともちもちとした食感が楽しめる、ナポリスタイルのピザ生地が特徴です。
石窯でしっかり焼き上げるため、香ばしさと軽やかな口当たりを両立させています。
地元の食材を活かした料理づくりにも力を入れており、日光や鬼怒川ならではの味わいを楽しめるメニューが並んでいます。

看板メニューのひとつが鬼怒川ピッツァです。このピザは、骨まで柔らかく煮込んだ鮎と、低温でローストした日光ブランドのヒミツ豚をハーフ&ハーフでトッピングし、燻製モッツァレラチーズと合わせた一品となっています。
川魚の繊細な旨みと豚肉のコク、スモークチーズの香りが絶妙に調和した、この土地ならではのピザです。地域の食材を使って新しい味を生み出す姿勢が感じられます。

パスタメニューでは、生パスタのコシの強さが人気。地元で採れた野菜や日光産の田舎みそを使ったパスタなど、栃木らしさを感じられるメニューが揃っています。

定番のマルゲリータは、フレッシュなバジルとモッツァレラチーズ、トマトソースのシンプルな組み合わせですが、石窯で焼き上げることで香ばしさが加わり、生地の美味しさが際立ちます。

クアトロフォルマッジは4種類のチーズを使った濃厚な味わいが楽しめるピザで、チーズ好きの方におすすめです。

さらに、日光たまり醤油漬けモッツァレラチーズを使った和風のピザは、日光たまり醤油に漬け込んだモッツァレラチーズ・醤油のほのかな香りと味がクセになるピザで、ネギ・椎茸・鰹節・昆布が醤油と相性バツグン。日光の食材を生かした独創的なメニューも用意されています。

鬼怒川ライン下りは、栃木県日光市の鬼怒川で楽しめる名物アクティビティ。全長約6kmのコースを和船で約40分かけて下り、自然の美しさを間近に感じられます。

鬼怒川温泉 あさやホテルは、1888年に「麻屋旅館」として創業し、130年以上続く老舗旅館です。
鬼怒川温泉は1690年頃に発見され、日光参拝の大名や僧侶の湯治場として発展。傷を癒やすと言い伝えられている名湯です。

日光醤油のろばたづけ 文挾宿本店は、JR日光線文挟駅から徒歩数分という便利な場所に店を構える、日光を代表するお漬物「日光ろばたづけ」の発祥の地です。このお店は、明治30年（1897年）に樋山才三郎義成氏が麹の製造を始めたことに歴史の端を発します。創業当時は麹の製造元として産声を上げましたが、明治32年（1899年）には味噌、さらに時代を経て醤油醸造へとその道を広げました。醤油造りの技術を活かした漬物製造販売を開始したのは昭和38年（1963年）で、現在の名物「日光ろばたづけ」が誕生したのは昭和45年（1970年）になります。百有余年の伝統を次の時代につなげるため、2021年（令和3年）には屋号を「日光醤油のろばたづけ」に変更し、今もなお醸造の技と味を守り続けている蔵元です。

このお店の漬物造りの根底にあるのは、「ごはんに合う漬物」を生み出すために、まず「ごはんに合う醤油」を自社で丹精込めて醸すという、揺るぎないこだわりです。使用する材料は、国産の塩漬け野菜と自社製の醤油のみで、保存料、着色料、化学調味料といった食品添加物は一切使わない、体への優しさを徹底した製法を貫いています。この、素材と製法に対するひたむきな姿勢は、地元での学校給食への提供や食育への取り組みなど、地域に根差した活動にもつながっています。さらに、この味を絶やすことなく守り続けるだけでなく、「誰もチャレンジしたことのないことに取り組む」という代表の想いから、新たな商品の開発にも情熱を注いでいます。

そして、同店にしかない特別な味わいを生み出すのが、その秘伝の醤油です。かつて門外不出とされ、わずか数人の職人しか蔵に入ることを許されなかった独自の醤油醸造法で生まれた名もなき醤油は、後に**日光東照宮献上醤油**の栄誉を賜り、「譜代相伝」と名付けられました。この献上醤油は、厳選した生醤油に創業の礎となった米糀を仕込む二段仕込み製法が特徴で、まろやかな深い旨味を持っています。名物の「日光ろばたづけ」は、まさにこの「譜代相伝」だけで漬け込んでおり、野菜を塩漬けにした後、何度も漬け返しを行うという伝統的な手間暇をかけた製法から、秀逸な歯応えと芳醇な醤油の香りが生まれます。甘さを控えた仕上がりなので、醤油本来の深いうまみと塩味、そして噛むほどに際立つ野菜の風味が、ご飯や様々な料理を引き立ててくれます。

数ある漬物の中で特に人気を集めているのは、一番売れ筋の**スライスだいこん**です。この漬物は、ポリポリと軽快な食感が心地よく、凝縮された醤油の旨味が口いっぱいに広がり、ご飯のお供にぴったりです。また、大根、生姜、なす、きゅうり、しその実、はやとうりの6種類の野菜を合わせた**きざみろばた**は、それぞれの素材の持つ歯応えと風味が一体となり、豊かな味わいを楽しめる贅沢な一品として親しまれています。漬物だけでなく、地元の老舗酒蔵と協力して生まれた特別な醤油も名物の一つです。「日光醤油「誉」」は、「譜代相伝」と同じ二段仕込み製法の生醤油に、地元の酒蔵が造る純米吟醸の酒粕を追い仕込みするという、珍しい工程を経て醸し出されます。お店では、この特別な醤油を使った焼き菓子や、昔ながらの製法で丁寧に作られた**甘酒**も、世代を問わず旅のお土産として喜ばれています。

日光東照宮は、徳川家康を祀る全国東照宮の総本社です。1617年に創建され、2代将軍秀忠が造営しました。3代将軍家光が1636年に大改修し、現在の豪華な姿になりました。1999年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

日光ぷりん亭 日光本店は、2017年7月創業のプリン専門店です。東武日光駅から徒歩約5分、歴史を感じる日光街道沿いにお店があり、古い民家をリノベーションした建物は、大正ロマンを感じさせるレトロな雰囲気です。

人気は、生クリームと卵黄だけを使い、とろけるようになめらかな食感に仕上げた日光ぷりんです。

この定番の味わいの他に、昔ながらのしっかりとした卵感と少し硬めの食感がお好みの方には、日光クラシカルぷりんがおすすめです。

本店だけで味わえるゆばぷりんは、日光名物の湯波を作る豆乳を使った濃厚なプリンに、日光銘水仕込醤油を使用したみたらしソースを合わせた、和の風情を感じる特別な一品です。

濃厚な生クリームととちおとめ苺のピューレを合わせたコクのある苺ミルクぷりんや、甘さと酸味のバランスが絶妙な乙女ぷりんもおすすめです。

古民家日光 鍋家は、栃木県日光市本町にある鍋料理専門店です。

この建物は明治時代に建てられた築140年の歴史をもつ古民家を、現代の食事処として丁寧に再生したもので、2022年11月に開業しました。

もともと日光の伝統的な家屋だった建物は、高低差を生かした3階建ての構造になっており、建築を学ぶ学生からも注目を集めるほど特徴的な造りとなっています。
店内には個室が複数用意されており、家族や友人とプライベートな時間を過ごせる空間として好評を得ています。さらに、古民家のスペースを活かした入場無料のギャラリーも併設されており、地元のアーティストによる作品展示が定期的に行われているため、訪れるたびに違った文化的な発見があります。

看板メニューの日光高原牛のすき焼きは、ホルスタイン種の雌と黒毛和種の雄を交配して生まれた交雑牛で、指定された生産者が厳選された飼料を与えて大切に育てています。
A4ランクの肉質は、きめ細かなサシと上質な脂のバランスが絶妙で、すき焼きにすることでその旨みがいっそう引き立ちます。
卵が1人につき2個ついてくるのもうれしい心配りで、ご飯とシメのうどんもセットになっており、満足感のある内容になっています。

日光の名物である湯葉を使ったゆば鍋。

海鮮寄せ鍋は。新鮮な魚介類と栃木県産の野菜をふんだんに使ったこの鍋は、海の幸と山の幸が調和した味わい深い一品。
出汁に溶け込んだ海鮮の旨みが野菜の甘みを引き出し、体の芯から温まる優しい味わいが楽しめます。具材がたっぷりと入っているため、ボリューム感もあり、観光で歩き疲れた体を癒してくれます。

ハナコ