2025年6月24日放送の【マツコの知らない世界】大宮の世界で紹介した、ロケ地・お店をまとめ。

今、若者やファミリー層に大注目！「住みたい街ランキング」堂々の2位・大宮が特集されました。話題のお洒落カフェが集まる氷川参道、農業と都市が共存する街並み、地酒とローカルグルメが楽しめる居酒屋文化など、多彩な顔を持つ大宮情報を紹介します。

大宮経済新聞の星野邦敏さん・大胡由紀さん 山田里江さんが紹介しました。

いづみや本店は昭和22年（1947年）に創業した、大宮を代表する老舗大衆酒場です。大宮駅東口を出ると、ロータリーの向こう側に看板が目に飛び込んでくるこの店は、駅前でさまざまな人間模様を見届けてきた大宮のランドマーク的存在として、地元の人々に愛され続けています。平日は朝10時からオープンしているこの名店は、朝飲み・昼飲みも楽しめる珍しいお店として親しまれており、大宮といえばここ！と多くの地元民に言わしめるほどの超人気店です。

このお店ならではの特徴は、何といっても名物のもつ煮と梅割です。本店製造の梅割りは25度の焼酎と梅酒をブレンドした別名いづみやワインと呼ばれ、焼酎感強めで、ほのかに梅を感じる独特な味わいが楽しめます。店内は昭和の雰囲気を色濃く残すレトロな空間で、壁一面に貼られたメニューが特徴的で、長細いテーブルの両サイドに椅子が並ぶ店内では、向き合ったお客さん同士で仲良くなるというのも日常茶飯事という温かな雰囲気に包まれています。

いづみや本店の一番人気は名物のもつ煮込みです。継ぎ足し、継ぎ足しで濃厚なダシだけが凝縮されたコクのある味わいで、もつ多めで、170円にしてはしっかりした量と評判です。もつは適度に柔らかく、存在感も残しているのが特徴で、とりあえずここに来たら全員が頼む定番メニューとなっています。

その他の人気料理として、ハムエッグはシンプルだけど見栄えも味も良い逸品として親しまれています。肉豆腐は豆腐とお肉にしっかりと味がしみていて甘辛く美味しいと評判で、ハムカツは良く揚がられ全体的になかなか美味いと好評です。またカキ、イカ、あじ、豚とネギのフライが盛られたセットも人気があり、とんかつにはポテサラが付いていて、このポテサラがどこか懐かしい味わいで多くの常連客に愛されています。レバニラやマグロブツなども定番の人気メニューとして、豊富な選択肢の中から好みの一品を見つける楽しみがあります。

伯爵邸は、1975年に創業した大宮の老舗喫茶店で、さいたま市大宮区宮町にあります。​メディアで多く取り上げるお店で、ヒルナンデスや1億3000万人のSHOWチャンネルで紹介されたお店です。

お店の名物は、大宮ナポリタンで、濃厚なケチャップソースとパスタが絶妙に絡み合い、創業以来、多くの人々に親しまれている大人気メニューです。​

また、懐かしのオムライスも人気の一品です。サラダとスープがセットになっており、どこか懐かしい味わいが特徴です。​

さらに、タコライスや牛ステーキなど、多彩なメニューが揃っています。タコライスはオーナーの出身地である沖縄の名物料理で、若い人を中心に人気があります。牛ステーキはボリューム満点で、充実したセット内容が魅力です。​

お嬢様セットにはナポリタン・甘さ控えめフレンチトースト・唐揚げ付き。

伯爵邸は24時間営業で、年中無休です。

北大宮駅より徒歩約7分。閑静な住宅街にひっそりと佇む「鮨邸 ひろ」は、一軒家を改装した大人の隠れ家のようなお寿司屋さんです。

2023年1月にオープンし、海なし県とも言われる埼玉で、店主が故郷である岩手県三陸から直送される旬の魚介を丁寧に仕上げた本格的なお寿司を提供しています。店主は岩手県山田町出身で、空手道に励んだ後、日本料理や寿司割烹での修業を経て、地元を離れる決意をしました。コロナ禍を経て、故郷の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいという熱い想いから、このお店を開店されました。暖簾を出さない隠れ家のような造りで、店内はわずか6席のカウンター席のみ。職人の技を間近で見ながら、心地よい会話とともに、最高のお寿司を味わえる特別な空間が広がっています。お店のコンセプトは「大人の隠れ家で味わう、本格寿司」です。

鮨邸ひろの最大の特徴は、何と言ってもそのこだわりの食材と、それらを最大限に活かす店主の心意気です。特にマグロは、一度も冷凍されていない生の本マグロを使用しており、そのとろけるような脂と濃厚な旨味は、まさに感動もの。冷凍ものにはもう戻れない、と語るほどの自信作です。また、シャリ、ワサビ、塩に至るまで岩手県産のものを厳選するなど、食材への徹底的なこだわりが随所に見られます。さらに、日本酒のラインナップも岩手をはじめとした東北地方の地酒を中心に豊富に取り揃えており、料理とのペアリングも楽しめます。迷った時には、岩手の地酒「AKABU」から試してみるのがおすすめです。

現在、鮨邸ひろでは、お客様の目の前で職人の技を楽しめるカウンター席のみとなっており、完全予約制で、おまかせコースのみを提供しています。一番人気のメニューは、旬の魚介をふんだんに使用したおまかせコースです。特に蟹コースは季節ごとにメニューが変わり、訪れるたびに異なる蟹の魅力を堪能できると評判です。過去にはヒラメやスミイカ、三陸の穴子なども提供され、素材本来の味を活かした繊細な仕事ぶりが光ります。5月からは雲丹（うに）コースも始まり、こちらもグルメの間で注目を集めています。ランチコースは7,700円（税込）から、ディナーコースは16,500円（税込）からとなっています。

大宮駅東口から徒歩わずか4分、南銀通りにひっそりと佇む「能登のお出汁と旬魚 繋 KEI」は、2023年創業のお店です。

その歴史は新しいですが、能登の豊かな食材と、大分県佐伯市から直送される旬の魚を厳選して提供することにこだわりを持っています。お店のコンセプトは、能登の生産者との強い繋がりを活かし、質の高い食材と厳選した日本酒を提供すること。

このお店ならではの特徴として、まず挙げられるのが、石川県能登半島の七尾湾で水揚げされたという、驚くほど大きな岩牡蠣です。一口では食べきれないほどのサイズで、クリーミーで濃厚な味わいは「海のミルク」と称されるほど。また、大分県佐伯市から豊後水道の豊かな海で育った旬の魚を直送しており、その新鮮な味わいを活かしたお刺身盛り合わせも自慢の一品です。

UP COFFEEは、さいたま新都心駅から徒歩約10分、大宮駅から徒歩約15分と、緑豊かな氷川神社の参道沿いに位置する隠れ家的なカフェです。2020年8月にオープンして以来、その温かい雰囲気とこだわりのメニューで多くの人々を魅了しています。お店の名前である「UP」には、「常に笑顔と会話があふれ、人と人とのつながりが生まれる、誰にとっても信頼できる居場所。コーヒーを片手に過ごすひとときが、気持ちを少し上向きにできますように」というオーナーの願いが込められています。

このカフェの最大の特徴は、子育て世代への温かい配慮です。オーナー自身が母親である経験から、授乳室やオムツ交換台を備えた広々としたトイレ、ベビーカーをたたまずに過ごせる客席など、小さなお子様連れでも安心して利用できる空間づくりに徹底的にこだわりました。また、「子どもが泣いてもみんなであやしますよ」という温かい声かけは、頑張るママたちにとって何よりの安心感を与えてくれます。店内には、子供たちが思いっきり絵を描けるお絵描きスペースも設けられており、まさにファミリーファーストのカフェと言えるでしょう。

UP COFFEEの一番人気のメニューは、ラテと焼き菓子のセットです。ラテには、東京・清澄白河にあるオールプレスエスプレッソの新鮮な豆が毎週仕入れられ、ナッツのような香りとほのかなシトラス感が特徴のエスプレッソが使われています。

『kico』は、さいたま市大宮区の氷川参道沿いにある、複合施設「Bibli（ビブリ）」の1階に2022年4月にオープンしたパン屋さんです。もともとこの場所は「さいたま市立大宮図書館」でしたが、地域の魅力発信の拠点として生まれ変わりました。

看板メニューのあんバターは自家製のコッペパンと北海道の無農薬あずきを使用しています。

『ANKH』は自家製酵母パンにこだわる小さなベーカリーで、さいたま市大宮区吉敷町にあります。

店主の安藤恵子さんは大手料理教室の講師として8年間務めた後、ケーキ店の立ち上げに携わった経験を経て、自身の店を開業しました。火曜と金曜の週2日という限られた営業日ながら、2025年で創業14年目を迎える地域に根差したパン屋さんです。

このお店にしかない特徴は、自然栽培の米麹から作る自家製酵母を使用したパン作りです。北海道産小麦や平飼い卵、奄美諸島産のきび砂糖、有機レーズンなど体にやさしい素材にこだわり、添加物を使わないご飯のようなシンプルなパンを目指しています。特に古代小麦として知られるスペルト小麦を50%ブレンドしたスペルトもちもち食パンは、遺伝子操作や品種改良されていない昔ながらの小麦を使用した看板商品で、ビタミンやミネラル、必須アミノ酸が豊富に含まれており、アレルギーの発症も少ないとされています。

お店一番人気の料理は生クリーム食パンです。北海道産小麦と砂糖、自家製酵母、塩のほかに北海道産の純生クリーム、高千穂発酵バター、平飼い卵、はちみつなどを使用し、キメの細かいやわらかい食感に仕上げられています。何もつけずにそのままでもやさしい甘さが楽しめ、厚切りにしてトーストするのがおすすめです。

ベーグル ラパン（Bagel Lapin）は、埼玉県さいたま市大宮区の氷川参道沿いにあるベーグル専門店です。

国産小麦と天然酵母を使って手作りで製造されたベーグルが自慢のお店で、保存料などの余分な添加物を使用せず、丁寧に作られています。氷川神社参道の落ち着いた雰囲気の中にたたずむ可愛らしい店舗で、営業時間は11時から売り切れ次第終了、定休日は水曜日です。

ベーグル ラパンの最大の特徴は、もっちりとした弾力と噛み応えがあるベーグルです。国産小麦を使用し、天然酵母でじっくりと発酵させることで、小麦本来の風味と旨味を引き出しています。店内にはテラス席とイートインコーナーがあり、購入したベーグルをその場で味わうことができます。お店では軽くトーストしてもらうことも可能で、カリカリとした食感と香ばしさを楽しめます。30種類以上のベーグルが並ぶ豊富なラインアップも魅力の一つで、素材にこだわった丁寧な製法で作られています。

最も人気の高い料理はあんバターベーグルです。たっぷりの粒あんと良質なバターを挟んだこのベーグルは、甘さ控えめで上品な味わいが特徴です。お店で軽くトーストしてもらうと、表面がカリカリになり、中のもっちりとした食感とのコントラストが絶妙です。あんこは粒あんを使用しており、食べごたえも十分で、ボリュームもあるため一つでも満足感が得られます。程よい甘さで飽きのこない味わいが多くの客に愛されている理由です。

『魚酒場 二つめ』は大宮駅から徒歩8分ほどの場所にある、新鮮な魚料理と厳選された日本酒を楽しめるお店です。

店主は東京・吉祥寺の人気店で修業を積んだ後、地元である大宮でこのお店を開業しました。2018年11月にオープンし、その質の高い料理と心地よい空間で、多くのお客さんに愛されています。

このお店の最大の特徴は、魚への徹底したこだわりです。店主自らが全国各地の漁港に足を運び、漁師の方々と直接関係を築きながら仕入れを行っています。そのため、魚介は驚くほど新鮮で、中にはお店に着くまで生きていたというものもあるほどです。

お店の一番人気のメニューは、なんといっても名物の「港の刺盛り」です。この刺盛りは、その日一番の鮮度を誇る魚介をふんだんに盛り合わせたもので、多くのお客さんが注文する看板メニューとなっています。金目鯛、鰆、鰤、縞鯵など、日によって内容は変わりますが、どのネタも噛むごとに旨味が広がり、鮮度の良さを実感できるものばかりです。さらに、日本酒との相性が抜群なのもこの刺盛りの魅力の一つでしょう。

「ワインと料理 アジネロ」は、2022年に大宮駅東口から徒歩7分ほどの場所にオープンした、新しいレストランです。

シェフである伊澤和正さんは、軽井沢や都内の飲食店での経験を経て、フレンチとワインのペアリングの奥深さに魅せられ、骨董品屋だった建物を改装して造ったお店をオープンしました。

「大宮 氷連」は、2022年オープンのかき氷やさんです。

『ブルームーン オーミヤ』は、大宮駅東口から徒歩約5分の場所にある、スナックを居抜きで使用したスパイスカレーと美味しいお酒を楽しめるお店です。

2020年9月にオープンしたお店です。、当初はバーとして営業していましたが、コロナ禍での状況変化を受け、ランチタイムにスパイスカレーの提供を開始したところ、その美味しさが評判となり、現在では「カレーとお酒」のお店として多くのお客さんに愛されています。お店の外観は、以前この場所にあった「スナック霞」の看板が残っており、少し隠れ家のような雰囲気が漂っていますが、女性一人でも気軽に入りやすい温かい雰囲気のお店です。

このお店ならではの魅力は、何といっても女性店主さんが丁寧に作る独創的なスパイスカレーにあります。店主さんはスパイスカレーの名店「魯珈（ろか）」のファンであり、その影響を受けながらも、独自の感性で研究を重ねたスパイスカレーを提供しています。特に人気なのが、2種類のカレーを一度に楽しめるあいがけカレープレートです。定番のチキンカレーは、10種類以上のスパイスを使った奥深い味わいが楽しめ、もう一方の花椒（ホアジャオ）カレーは、花椒のしびれるような辛さと、トッピングの青ネギや揚げニンニクの食感が絶妙なハーモニーを奏でます。これらのカレーには、彩り豊かな副菜が添えられ、見た目にも楽しい一皿となっています。

立呑み 日々酒々は、2024年8月に創業したばかりの新しい立ち飲み屋で、JR大宮駅東口から徒歩5分という便利な立地で世田谷区出身の伊藤浩靖さんが切り盛りしています。

淡いグリーンの扉を目印にしたお店は、カフェみたいな柔らかい雰囲気で、立ち飲み屋のイメージを覆すお洒落な空間が広がっています。

お店の一番人気は、名物の鰯の海苔巻きです。この一品は魚料理にこだわる店主の技が光る逸品で、新鮮な鰯を丁寧に巻いた海苔巻きは、日本酒との相性が抜群です。立ち飲み屋では珍しい手の込んだ料理として、多くの常連客に愛されています。

その他の人気料理として、あん肝ポン酢、冷製レバニラ、牛スジ塩煮込みがあります。店主自慢の手作りおつまみは、旬の食材を使用した創作和食が中心となっており、ザーサイの浅漬けや〆のいくら丼など、バラエティに富んだメニューが揃っています。どの料理もお一人様でも楽しめる一人前盛りで提供されており、気軽に立ち寄ってサクッと楽しめるのが魅力です。店内は立ち飲みカウンターや繋げることもできるハイテーブルを完備し、お通し代やチャージもないため、0次会や1次会にも最適です。35～40種類ほどの日本酒と30種類ほどの焼酎を取り揃え、お酒好きにはたまらない品揃えとなっています。

神家食堂は、大宮駅東口から徒歩約7分の氷川参道沿いに佇むイタリアンレストランです。もともとは「KANEYA食堂」という名前で2013年8月に創業され、お母様が調理を担当するアットホームなお店として親しまれていました。2016年に息子さんが調理担当となり、「神家食堂」に屋号を変更して現在のバルスタイルの店舗としてリニューアルオープンしました。

神家食堂では、大宮のご当地グルメの大宮ナポリタンの加盟店として、オリジナルナポリタンを提供しています。この店のナポリタンは通常のケチャップベースのナポリタンとは全く異なり、トマトクリームソースベースのパスタ系料理として仕上げられています。麺は製麺所に特注したコシのあるモチモチとした中太生麺を使用し、ソースはソーセージや野菜を丸一日煮込んで旨味を凝縮させた自家製品です。酸味強めのトマトクリームに唐辛子のパンチの効いた辛味を加えたアラビアータ風の味わいが特徴で、一度食べると病みつきになる後引く美味しさがあります。

人気の料理は、ランチ限定15食の自家製手ごねハンバーグです。国産牛と国産豚を100％使用し、肉の食感を損なわないよう、つなぎは最小限に抑えています。パン粉を肉汁が閉じ込められるギリギリの量まで減らすことで、肉肉しくジューシーな仕上がりになっています。ソースは5種類から選ぶことができ、デミグラス、おろしポン酢、オニオン、キノコクリーム、トマトソースが用意されています。特にトマトソースは玉ねぎをたくさん使用して甘みを出し、ゆっくり長時間煮込むことで甘みを引き出しコクを出した一品で、仕上げに焼き色のついたとろけるチーズをのせた逸品です。

マツコデラックス