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市場前駅「鮨文(すしぶん)」
180年以上にわたって魚河岸とともに歩み、日本橋から築地市場へ、さらに市場移転に合わせて豊洲へと暖簾をつないできました。
現在は豊洲市場6街区・水産仲卸売場棟の3階に店を構え、2018年10月15日に豊洲での営業をスタート。
5代目が受け継ぐ、東京の魚河岸文化そのものを味わえる一軒です。
長い歴史がありながら、店は肩肘張らずに寿司を楽しめる市場らしい空気感。
江戸時代の日本橋魚河岸、築地市場、豊洲市場という東京の市場の変遷を3つの時代にわたって経験してきたことも、この店ならではの背景です。
店内の壁には、店と親交のあるゲストのさかなクンが描いた魚のイラストも残され、老舗の歴史にどこか親しみやすい表情を添えています。
鮨文の大きなこだわりは、寿司ネタに天然物を使うこと。
大ぶりの魚介に合わせるのは、酢をしっかり利かせた昔ながらの白シャリで、ネタそのものの濃い旨みを受け止めるように仕立てられています。
旬の魚に締める、蒸す、煮るといった江戸前の仕事を重ね、市場の寿司店らしく魚の持ち味をまっすぐに生かすのが鮨文の流儀です。

なかでも店の歴史を象徴するのが穴子に使う「煮詰め」です。創業以来180年以上継ぎ足されてきたタレで、第二次世界大戦中には戦火から守るため、壺を築地本願寺の境内に埋めて守り抜いたという逸話が残されています。
ふっくら煮上げた穴子にこの甘い煮詰めを合わせることで、やわらかな身に長年受け継がれてきた深みのある味が重なります。
人気の商品はおまかせ10貫握り。
旬の天然魚を中心に組み立てる鮨文の代表的なメニューで、2026年1月に紹介された際にも店の一番人気として取り上げられています。
決まったネタを並べるのではなく、その時季に状態のよい魚を握るため、豊洲市場で季節を味わう楽しさが凝縮された内容です。
握りは大ぶりのネタに対してシャリをやや小さめにまとめるバランスも特徴。
濃厚な脂を持つマグロや貝、旬の白身など、それぞれの味が口の中でしっかり主役になるよう組み立てられています。江戸前らしい手仕事と、その日の市場ならではの魚を一度に楽しみたい人に似合う一皿です。
もうひとつの人気は大トロ。
口に含むと脂が体温でほどけるようにやわらかく、天然マグロならではの濃厚な旨みが広がります。酢の利いた白シャリが脂の余韻をすっきりとまとめるため、豊かな味わいながら重たさを感じにくい握りです。

目を引く一貫がウニ軍艦。
天然ウニを海苔の上へ惜しげなく盛り、ひと口では収まりきらないほどのボリューム感が印象的です。口に入れるとウニの濃厚な甘みと磯の香りが広がり、パリッとした海苔が味を引き締めます。
江戸前らしい仕事を楽しめる蒸し車海老も見逃せません。
熱を入れることで身はふっくらと締まり、噛むほどに海老らしい旨みが力強く感じられる一貫。生魚だけではない、火入れによって素材のおいしさを引き出す江戸前寿司の魅力を感じさせてくれます。
※公式サイト・Instagramからですを引用させていただいております。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







