2025年6月5日放送の【ふるカフェ系 ハルさんの休日】群馬県甘楽町、昔も今もハブのカフェで紹介した、群馬県甘楽町のお店は『古民家かふぇ 信州屋』です。

『古民家かふぇ信州屋』は、群馬県甘楽郡甘楽町小幡にある、築115年の歴史を持つ古民家を活用したカフェです。明治38年（1905年）に宮嶋仁三郎氏が建てたこの建物は、呉服店や質屋として地域の人々に親しまれてきました。その後、大正から昭和にかけては、商店としての営業を続けながら養蚕も行い、地域の生活を支えてきました。

この歴史ある建物は、2013年4月に「お休み処 信州屋」として再生され、現在はNPO法人「自然塾寺子屋」が運営するコミュニティスペースとなっています。1階には喫茶スペースと観光案内所があり、2階には「かんら書斎」と呼ばれる多目的スペースが設けられています。

『古民家かふぇ信州屋』の魅力の一つは、歴史的な建物の趣を残しつつ、現代的な快適さを備えている点です。店内には、かつての呉服店時代の看板や桐箪笥などがディスプレイされており、訪れる人々に当時の雰囲気を感じさせます。また、柱や梁には元の木材が使用され、新旧の木材が織りなすコントラストが美しい空間を演出しています。

カフェメニューも魅力的で、淹れたてのコーヒーや季節のドリンク、手作りのスイーツなどが楽しめます。特に、さくらソーダやりんごゼリージュースなどのドリンクは、見た目にも可愛らしく、訪れる人々に癒しのひとときを提供しています。

その他にも、ソフトクリームやホットコーヒーなどのメニューがあり、訪れる季節や気分に合わせて選ぶことができます。

店内では、地元の特産品や手作りの雑貨も販売されており、訪れる人々にとっては、甘楽町の魅力を感じることができる場所となっています。また、観光案内所としての機能も備えており、周辺の観光情報を得ることができます。

渡部豪太