2025年10月27日放送の【news every 】意外な場所で大盛況！おいしい穴場食堂で紹介した、チャーメン・カレーうどんのお店は、株式会社三真の食堂『ニューラッキー食堂』です。

ニューラッキー食堂 千葉工場店は、千葉県茂原市の田園地帯に佇む米菓メーカー株式会社三真の千葉工場内にある食堂です。

1973年創業の三真が運営するこの食堂は、もともと社員食堂として使われていましたが、現在では一般開放され、地元の方々や観光客に愛される人気スポットとなっています。

食堂の隣には工場直売所のあられちゃん家があり、さまざまな米菓をお得に購入できることから、食事とお買い物を楽しめる場所として連日多くの人で賑わっています。

この食堂の最大の魅力は、驚くほど手頃な価格設定。

中華そばやライスカレーが190円から、ソフトクリームはなんと50円という破格の価格で提供されており、この価格帯は現代の飲食業界において極めて珍しいものとなっています。

券売機で食券を購入し、ブザーを受け取って番号が呼ばれたら受け取りに行くというシステムで、セルフサービス形式ながら100名以上が入店できる広々とした食堂空間が用意されています。

この食堂で最も話題を集めているメニューが元祖チャーメンです。チャーハンの上にラーメンを豪快にのせた独創的な一品です。見た目は普通のラーメンのようですが、食べ進めていくと中から炒飯が現れるというサプライズがあり、濃いめの味付けでとろみのあるあんかけ風のスープが特徴です。
細めのちぢれ麺にとろりとしたスープが絡み、うずらの卵やメンマ、ナルト、豚バラ肉といった具材が入っています。

もうひとつの看板メニューが、数量限定で提供される天空のカレーうどんです。この料理は真っ白なクリームがカレーうどん全体を覆い、まるで雲海のような見た目が特徴で、食堂で最も高いメニューながら500円という価格設定となっています。
クリームはじゃがいものペーストやホイップクリームで作られており、カレーうどんの辛さをマイルドにする役割を果たしています。
麺をすくうと、クリームとカレーが一緒に絡みつき、独特な食感と味わいを生み出します。鶏肉などの具材にもしっかりと下味がついており、クリーミーでファンタジックな世界観を楽しめる一品です。

また、田舎しるこは三真が製造する柿の種に使われるお餅を使用しており、もちもちとした食感が特徴で、甘さも控えめで食後のデザートにぴったりです。

そのほかにも、中華そばはすっきりとした醤油味のスープに細めの麺が入ったシンプルながら美味しいラーメンで、ソフトクリームは50円という価格ながら濃厚でしっかりとした味わいが楽しめます。

また、辛い物好きには鰹だしの効いた激辛の辛節ラーメンが人気で、かなりの辛さが特徴となっています。

丼物ではネギトロ丼やからあげ丼、煮込牛丼などが330円で提供されており、どれもボリュームがありながら驚きの低価格です。

営業時間は平日が10時から14時まで、土日祝日は10時から15時までとなっており、ソフトクリームやジュースは16時まで販売されています。駐車場にはいすみ鉄道の車両が展示されており、訪れる人々を楽しませています。

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