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盆ざるそば・一升盛「元祖手打そば いづるや」
出流山満願寺へ向かう山あいにあり、もともとは日用雑貨を扱いながら、小麦粉やそば粉を作る製粉業を営んでいました。そば店へ転じるきっかけになったのは、地元の猟師との何気ないやり取りでした。
ある日、猟師からそばを打ってほしいと頼まれ、店を切り盛りしていた祖母が大きな一升盛りを用意したところ、その味が評判に。
店でそばを出すことを勧められたことから、現在へ続くいづるやの歴史が始まったと伝わります。
その後、出流町にはそば店が少しずつ増え、満願寺や地域の店々と力を合わせながら「出流そば」の文化を育ててきました。1963年の創業から2026年で63年、今も満願寺の麓で土地の味を守り続けています。
特徴は「挽きたて、打ちたて、ゆでたて」の三立てを昔ながらの方法で貫いていること。
葛生町の仙波や永野など周辺の生産農家で契約栽培された玄そばを自家製粉し、一番粉から五番粉までを挽いて合わせる「いづるや流・挽きぐるみ」に仕立てます。
そばの実を生かした素朴な田舎そばらしい風味を引き出すため、粉の合わせ方にも細かな加減が求められます。
打ち方も独特で、そば粉8割と小麦粉2割に卵を加える「二八の金つなぎ」。二升玉に卵2個を使い、細い麺にまろやかさとコシを持たせています。
さらに創業当時から松の薪を燃料にし、高い火力で短時間にゆで上げるのも昔から変わらない仕事。
仕上げには石灰層から湧く出流の水が使われ、希望すれば、つゆを使わず水とそばだけで味わう水そばも楽しめます。そばそのもののほのかな甘みや香りを確かめる、出流ならではの食べ方です。

看板メニューは名代盆ざるそば 一升盛。
大きな盆ざるいっぱいにそばを広げる、いづるやを象徴する豪快な一品です。一升盛は4〜5人前が目安で、家族や仲間と盆を囲みながら取り分けて味わうのが醍醐味。創業時に祖母が地元の猟師へ大きな一升盛りを出したというエピソードにもつながる、店の歴史そのものを感じさせるそばです。
挽きぐるみのそばは香りが立ち、麺は細めながらしっかりとしたコシがあり、口に運ぶとなめらかなのど越し。卵を使った「金つなぎ」によるまろやかさも加わり、量の迫力だけではなく、最後までそばの風味を楽しめるよう仕立てられています。出流そばは栃木市で初めて地域団体商標に登録された地域の名物でもあり、山里を訪ねて味わう一杯には、この土地のそば文化が凝縮されています。
もうひとつの人気は舞茸の天婦羅。
舞茸だけを5品盛り合わせた、そばと一緒に注文しやすい一皿です。揚げ物の香ばしさと舞茸らしい風味を楽しんだあとに冷たいそばをすすれば、そばのすっきりとした味わいとの違いが際立ちます。盆ざるそばを何人かで囲むときにも合わせやすい名脇役です。
山里らしい一品ならそばがき。
麺にするそばとは違い、そば粉そのものを味わう料理で、いづるやが大切にする自家製粉の風味を別の形で楽しめます。盆ざるそばとは食感も趣も異なるため、そば好きなら食べ比べてみたい一品です。
- 出流そばの草分け
元祖手打そば いづるや(栃木市/そば(蕎麦)) – Retty(レッティ)
[蕎麦好き人気店☆] こちらは『元祖手打そば いづるや(栃木市/そば(蕎麦))』のお店ページです。実名でのオススメが67件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!
retty.me
ホームページ
| 住所 | 栃木県栃木市出流町141 |
|---|---|
| 電話 | 0282-31-0638 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







