ハンバーグ 四谷三丁目駅「キッチン たか」
四谷三丁目駅の4番出口から歩いてわずか4分ほど、居酒屋や小料理屋が軒を連ねる荒木町の路地に、オレンジ色の看板がひっそりと佇んでいます。
店主の高橋和男さんは、かつて四ツ谷駅前に存在した人気店「洋食エリーゼ」で約4年にわたり腕を磨いた料理人。
独立の際には「せっかく覚えたのだから」と師の味を守ることを決意し、エリーゼで使い込まれた鍋や調理器具の多くを引き継いで、新たな船出を切りました。ご夫婦で切り盛りするその姿は、下町の洋食文化を今に伝えるような温かみがあります。
「洋食エリーゼ」は、築地の「洋食たけだ」の2号店として生まれた名店でしたが、2011年に揚げ物専門の「かつれつ四谷たけだ」として屋号を変更しました。
エリーゼ時代、高橋さんは炒め物・焼き物を一手に担当しており、看板だったビーフトマトをはじめとする炒め料理の技を磨き続けました。
この”棲み分け”は今も両店のメニューに色濃く反映されており、揚げ物を得意とする「かつれつ四谷たけだ」ではビーフトマトを扱わず、一方のキッチンたかでは揚げ物は一切なし。炒め・焼き物に特化した純粋な洋食定食店として、エリーゼファンたちの「あの味にもう一度会いたい」という切なる願いに応え続けているのです。

お店の一番人気は、なんといってもハンバーグ。
注文が入るたびに合挽き肉を成形し、鉄のフライパンで炎が上がるほどの強火でしっかりと焼き目をつけてから、オーブンでじっくりと中まで火を通すというこだわりの仕上げ方。
切ると肉汁がじわりとあふれ出し、そこにデミグラスソースのやさしい甘みと目玉焼きのとろりとした黄身がからまって、思わず笑顔になる一皿です。
作り置きは一切せず、すべて注文ごとに丁寧に調理されるため、常に出来たてのアツアツが楽しめるのも大きな魅力です。洋食EASTの百名店に2020年・2022年・2025年と複数回選ばれているのも、この実直な仕事ぶりあってこそでしょう。
エリーゼの名物を受け継いだトマトのビーフも、根強いファンに愛されている一品です。
牛バラ肉をトマトの酸味とオニオンの甘みで炒め合わせたこの料理は、醤油ベースのソースがご飯との相性を高め、食欲が落ちがちな日でも思わず箸が進む力強さがあります。
また、冬の季節限定で登場するカキのバターソテーも、荒木町界隈の洋食好きが心待ちにする風物詩のひとつ。表面をカリッと香ばしく焼き上げた牡蠣に濃厚なバターがのせられ、ライス・味噌汁・千切りキャベツ・ポテトサラダが揃った定食として楽しめます。
そのほか、豚肉をこんがりと焼き上げたポークジンジャーや、独自のスパイシーなライスを薄焼き卵でくるんだオムライスも人気を集めており、どのメニューもライス・味噌汁・サラダがセットになっているのが嬉しいところです。
- 牛肉6:豚肉4合挽肉を使用
ホームページ
| 住所 | 東京都新宿区荒木町3-1 |
|---|---|
| 電話 | 03-3356-2646 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







