2024年3月16日放送の【アナザースカイ】で田中みな実さんが写真集の撮影の答え合わせあせ旅のスペインのバルセロナ・フランスのリヨンで巡ったロケ地・スポットお店のまとめです。
写真集の表紙を撮影した洋館「Torre Modernista Abadal」、イカ墨パエリアのアグア、ガウディ建築のサグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、予約2年待ちのレストランのディスフルタール、チョコレート専門店のベルナシオンなどを巡りました。

Torre Modernista Abadalは、スペイン・カタルーニャ地方のAvinyóに位置する、20世紀初頭の本物のモダニスモ建築です。この素晴らしい建物は、1906年から1909年の間に建てられました。設計者は、Domènech i Montanerの弟子であるアレクサンドレ・ソレル・イ・マルシュです。Torre Abadalは、豊かな歴史と独特のデザインを持ち、メディテレーニアンの生活の真髄を体験できる場所として知られています。

この建物はもともと、Abadal家の夏の住居として建設されました。その後、100年以上にわたり、家族が大切に守り続けてきた貴重な文化遺産となりました。2016年に、Mònica Abadal i ArgemíがTorre Abadalを継承しました。彼女は、この歴史ある建物を保存し、後世に伝えることを決意し、高品質でユニークなイベントの開催場所として提供し始めました。

レストランAguaは、バルセロナの美しい海岸線に位置する、地中海料理を提供するレストランです。このお店は、その絶好のロケーションと美味しい料理で知られています。

お店の名物料理は、シーフードパエリアで新鮮な海の幸をふんだんに使用したこのパエリアは、訪れた人々を魅了し続けています。また、タコの料理もこのレストランの特徴的なメニューの一つで、その味わい深さには多くのファンがいます。

サグラダ・ファミリアは、スペイン・バルセロナにあるカトリック教会の巨大なバシリカです。アントニ・ガウディによって設計されたこの建築物は、1882年に建設が開始され、今もなお完成に向けて作業が続けられています。

ガウディの死後も、彼の設計と精神を受け継ぎながら、多くの建築家がプロジェクトに関わってきました。このバシリカは、その独創的な建築様式と、ガウディの深い宗教的なビジョンを反映した複雑な装飾で知られています。

2005年には「アントニ・ガウディの作品群」の一つとして世界遺産に登録され、2026年に完成が予定されている。

カサ・ミラは、1906年から1912年にかけて建設されました。実業家ペレ・ミラ夫妻のために建てられたこの邸宅は、「石切り場」(ラ・ペドレラ)というあだ名で知られるようになりましたが、その奇抜なデザインは当時は理解されにくかったものの、今ではガウディの傑作として世界中から賞賛されています。

カサ・ミラのデザインは、波打つような白いファサードが特徴で、地中海を連想させます。この建物は、居住空間だけでなく、貸し出す部屋も含む複合施設として設計されました。

グエル公園は、スペイン・バルセロナに位置する世界的に有名な公園で、アントニ・ガウディによって設計されました。この公園はもともと、実業家エウセビ・グエル伯爵の依頼により、独特の住宅地として計画されましたが、結局は公共の公園となりました。

1900年から1914年にかけて建設され、ガウディの芸術性が随所に反映された建築と彫刻が特徴です。しかし、計画の商業的失敗により、住宅地としては成立せず、現在ではバルセロナ市の管理下にあります。1984年には、その独創性と芸術的価値が認められ、UNESCOの世界遺産に登録されました。

Disfrutarは、2014年12月にバルセロナのEixample地区にオープンした予約2年待ちの人気店です。

このレストランは、elBulliでの長年の激務の後、Mateu Casañas、Oriol Castro、Eduard Xatruchの3人がプロとして出会い、形成され、2012年4月にCadaquésで開かれたCompartirでの仕事を強化した結果、誕生しました。

Disfrutarのデザインは、地中海の歴史と遺産への敬意として、そして内部空間を特徴づけるガイドとして陶磁器を使用し、驚くほど地中海的な雰囲気を演出しています。アクセスエリアはバルセロナ、Mercat del Ninotの鉄工とミロの陶器の色に触発されています。中央の通路は、客が完全に見えるキッチンを横切り、漁師の小さな村に触発された主要なダイニングエリアへとつながり、都市の外へと連れ出し、共有するためのウィンクとしてテラスと接続する明るく白い空間です。

BERNACHONは1953年創業のフランス・リヨンにある伝統的なチョコレート専門店です。

お店では厳選されたカカオ豆から自家製のチョコレートを作り出す、”Bean-to-Bar”の製法で知られています。独自の製法で作られるチョコレートは、世界中のチョコレート愛好家から高い評価を受けています。

創業者のMaurice Bernachonは、その卓越した技術と情熱で、リヨンのみならず世界中のチョコレート文化に貢献しました。Mauriceはすべての工程において完璧を追求し、選び抜かれたカカオ豆を使って、一貫した品質のチョコレートを生み出してきました。この情熱は、後継者たちにも受け継がれています。

BERNACHONでは、10ヵ国から選ばれたカカオ豆を使用して、独自のブレンドを作り出しています。このブレンドは、BERNACHON特有の深みと複雑な味わいを持つチョコレートに仕上がります。

田中さんはアナウンサー時代にベルナシオンの代表作パレドールを食べて以来、チョコレートにハマったそうです。

今田耕司・八木莉可子