2025年5月9日放送の【ザワつく!金曜日】で紹介した、レア天丼のお店は『銀座 三よし』です。

『レア天丼 銀座 三よし』は、2023年6月2日に東京・銀座6丁目にオープンした、世界初のレア天丼専門店です。「三よし（みつよし）」という店名は、飲食店、厨房機器メーカー、マグロ専門仲買の三者が協力して生まれたことに由来しています。この新業態は、素材の旨味を最大限に引き出すために、天ぷらを中が半生の状態で提供するという斬新なスタイルを採用しています。店舗はカウンター9席のみの小規模な構成で、銀座駅から徒歩3分という好立地にあります。

『三よし』の最大の特徴は、表面はサクッと、中はレアに仕上げた天ぷらを提供する「レア天丼」です。この独自の調理法は、素材の柔らかさと甘みを引き出すために考案されました。特に、希少部位である黒毛和牛のカタサンカクを使用したレア天丼は、牛肉の旨味を極限まで引き出す新たな美食体験を提供しています。

定番メニューの一つである海鮮レア天丼（並）は、バチ鮪の赤身、紋甲イカ、紅芯大根、人参、ミニトマト、季節の葉野菜などが盛り付けられています。それぞれの素材は、わさび醤油や塩で味わうことが推奨されており、半分ほど食べ進めた後には、提供される出汁をかけて天茶として楽しむこともできます。

他にも、海鮮レア天丼（特上）には、本鮪の赤身や帆立が追加され、より豪華な内容となっています。また、黒毛和牛カタサンカクのレア天丼や黒毛和牛と大山鶏の合盛り丼など、肉を主体としたメニューも用意されています。これらのメニューは、素材の選定から調理法に至るまで、細部にわたるこだわりが感じられる逸品です。

『レア天丼銀座三よし』は、訪日外国人観光客にも人気が高く、来店者の約7割を占めています。SNS映えする美しい盛り付けと、ここでしか味わえないレア天丼が、多くの人々を魅了しています。

石原良純・長嶋一茂・高嶋ちさ子・高橋茂雄