2025年4月18日放送の【ザワつく!金曜日】どっちなの？選手権で紹介した、高橋大輔さんと石原良純さんがが食べた、一家相伝の神戸牛入り焼餃子のお店は『元祖ぎょうざ苑』です。

『元祖ぎょうざ苑』は、​1951年（昭和26年）に創業した神戸・南京町の老舗餃子専門店です。​

初代店主・頃末芳夫さんは、戦前に満州で日本食レストランを営んでおり、現地の中国人料理人から餃子の作り方を学びました。​帰国後、その味を日本に広めたいという思いから、神戸に店を構えました。

​当時の日本では珍しかった餃子を提供し、特に焼き餃子と味噌ダレの組み合わせは、多くの人々に新鮮な驚きを与えました。
​この味噌ダレは、初代店主が無類の味噌好きであったことから考案され、現在では神戸の餃子文化の象徴となっています。​また、満州式の手延べ皮を使用した餃子は、現在では日本で唯一『元祖ぎょうざ苑』だけが提供している貴重なスタイルです。

​この伝統は三代目店主・頃末灯留氏により受け継がれ、今もなお多くの人々に愛されています。​その功績は「神戸セレクション最高金賞」や「五つ星ひょうご賞」の受賞など、多くの評価を受けています。​

『元祖ぎょうざ苑』の最大の特徴は、何といっても神戸牛を使用した餃子です。​A5ランクの神戸ビーフを餡に練り込むことで、ジューシーでコクのある味わいを実現しています。​また、餃子の皮は満州式の手延べで作られており、独特のもちもちとした食感が楽しめます。​焼き餃子は、100％純正のピーナッツ油で香ばしく焼き上げられ、外はパリッと、中はジューシーな仕上がりです。​さらに、秘伝の味噌ダレは一子相伝で受け継がれており、味噌を基調にした独自の調味料をブレンドした唯一無二のタレです。​この味噌ダレは、酢や醤油と合わせて自分好みに調整できるのも魅力の一つです。​

看板メニューの一つであるジャジャ麺は、満州時代の名残を感じさせる平打ち麺に、自家製のジャジャ味噌を絡めた一品です。​ピリッとした甘辛い味わいが特徴で、温野菜のシャキシャキ感が良いアクセントとなっています。​また、水餃子は、国産豚肉やキャベツ、ニラなどの厳選された食材を使用し、化学調味料を一切使わずに仕上げられています。​つるんとした食感とあっさりとした味わいが特徴で、多くの人々に親しまれています。​

その他にも、揚げ餃子やスープ餃子など、さまざまな餃子メニューが揃っています。​特にスープ餃子は、優しい味わいの卵スープに餃子が入っており、寒い季節にぴったりの一品です。​また、平日の夜には、100％神戸牛だけで作ったスペシャルな餃子も登場し、特別な味わいを楽しむことができます。​これらのメニューは、どれも『元祖ぎょうざ苑』ならではのこだわりが詰まっており、訪れるたびに新しい発見があります。

石原良純・長嶋一茂・高嶋ちさ子・高橋茂雄・荒川静香・高橋大輔