この記事の目次
たたき丸「ファミリーストア みやとら」
現在は宮川央行さんと弟の純さんが店を受け継ぎ、兄が経営、弟が調理を担っています。先に式根島へ戻った純さんは当初1年ほどで東京へ戻るつもりでしたが、家族が増えることをきっかけに店を続けることを決意。
両親から本格的に店を引き継ぐ際、調理を専門とする純さんが経営面を支えてほしいと兄に声をかけ、兄弟で守っていく現在の形が生まれました。
みやとらを象徴する味がたたき丸。
式根島の郷土料理「たたき」は、魚のすり身に味噌などで味をつけたもの。みやとらでは独自にブレンドしたたたきでご飯を包み、さらに油で揚げることで、郷土の味を気軽につまめるスナックのような一品へ仕立てています。
中の具は、式根島で育った明日葉を使う自家製の明日葉の佃煮をはじめ、くさや、ハムチーズの3種類。島の伝統食をそのまま再現するだけではなく、ご飯と組み合わせて食べやすくした発想がみやとらならではです。たたき丸は新島・式根島の特性を生かした商品として認定された特産品でもあり、島の味をひと口で楽しめる存在になっています。
人気の商品は島のり弁当。
両親の代から続く、みやとらで一番人気のお弁当です。ご飯には磯の香りを感じる海苔を合わせ、式根島産の明日葉の天ぷらや自家製のたたき揚げなど、島になじみ深い食材を盛り込みます。明日葉には宮川家の畑で育てたものも使われ、家族で受け継いできた店の歴史まで詰まったようなお弁当です。
もうひとつの人気は赤いか焼きそば。
新島・式根島のご当地グルメとして親しまれ、式根島の漁師が釣り上げた赤いかを使います。存在感のある特製極太麺を専用のタレで炒め、さらにみやとら独自の隠し味を加えるのがポイント。赤いかの漁や在庫に左右される季節性のあるメニューで、2025年シーズンも原料がなくなった時点で製造を終えるほど、島の恵みをそのまま生かしています。
島らしさをさらに味わうならくさや弁当。
新島名物のくさやに、式根島産明日葉の天ぷらなどを合わせたお弁当です。くさやは真空パックに入った状態で添えられるため、持ち歩くときに独特の香りが広がりにくいのも工夫のひとつ。明日葉とくさやという伊豆諸島らしい味を一度に楽しめます。
郷土のおやつなら芋もち。
式根島で採れた「あめりか芋」を干したものから作られる伝統食で、米が貴重だった時代に、餅の量を増やすため芋を加えた先人の知恵から生まれました。みやとらで扱うものは、よもぎを合わせた餅にあんを包んだ仕立て。自然解凍してから軽く焼けば表面に香ばしさが加わり、島に受け継がれてきた素朴なおやつとして楽しめます。
- 式根島の謎名物たたき丸
ホームページ
| 住所 | 東京都新島村式根島283−2 |
|---|---|
| 電話 | 04992-7-0304 |
[記事公開日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
