2025年6月5日放送の【タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって】で紹介した、一子相伝のタレ！地元で愛されるからあげ丼のお店は『まんぷく食堂』です。

『まんぷく食堂』は、三重県伊勢市の近鉄宇治山田駅から徒歩1分の場所にある、昭和50年（1975年）創業の大衆食堂です。創業者の鋤柄廣彦さんと妻の鈴子さんが「安くて、美味しくて、満腹になるもの」を提供したいという思いから開業し、現在は息子の太平さんがお店を継いでいます。

この食堂の名物は、親子丼の鶏肉を唐揚げに変えたような一品で、ニンニクや胡椒、醤油の旨味が衣の中からジュワッと染み出す、ボリューム満点の丼です。また、注文時に「マヨネーズもお願いします」と伝えると、マヨネーズを添えて提供してくれるサービスもあり、常連客の間では味変として親しまれています。

この他にも、みそかつ丼や天丼、親子丼など、さまざまな丼物が揃っています。また、伊勢うどんや肉うどんなどのうどん類も人気で、特に新福定食は、からあげ丼と伊勢うどんがセットになったメニューで、観光客におすすめです。

店内は、昭和の雰囲気が漂うアットホームな空間で、壁には昭和・平成・令和を超えたポスターや写真が所狭しと貼られています。また、店主の鈴子さんの等身大パネルも設置されており、訪れる人々を温かく迎えてくれます。

吉村崇・平成ノブシコブシ・亀梨和也・藤岡弘、・松村沙友理