2025年4月12日放送の【人生最高レストラン】でゲストの岡部たかしさんが紹介した、深大寺そばのお店は『松葉茶屋』です。

『松葉茶屋』は、東京都調布市の深大寺元町にある、1961年創業の老舗の手打ちそば処です。

​神代植物公園の深大寺門から徒歩すぐの場所にお店があり、豊かな自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で、伝統の味を楽しむことができます。​現在は四代目が店を継ぎ、地元の子どもたちへのそば打ち体験などを通じて、地域文化の継承にも力を入れています。 ​

松葉茶屋の最大の特徴は、季節ごとに最適な産地から取り寄せたそば粉を使用し、職人の手で丁寧に打たれる八割そばと十割そばです。​例えば、十割そばには群馬県産の常陸秋そば粉が使われ、八割そばには北海道産のキタワセや秋田県産の階上早生などが季節に応じて選ばれます。​これにより、そば本来の香りと風味を最大限に引き出しています。 ​

人気メニューの一つである天ざるは、揚げたての天ぷらと冷たいそばの組み合わせが絶妙です。​天ぷらの具材は海老、キス、茄子、カボチャ、オクラの5種類で、天ぷら粉を2種類ブレンドしてカラッと揚げられています。​また、辛味大根そばは、会津産の香辛庵大根を使用し、独特の辛味がそばの風味を引き立てる一品です。 ​

その他のおすすめメニューには、鴨せいろやけんちんそば、鳥天おろしなどがあり、それぞれが素材の持ち味を活かした味わい深い料理となっています。​また、甘味としてはそばまんじゅうやみたらしだんごなども人気で、食後のデザートとして楽しめます。 ​

店内には高さ30メートル、周囲3.6メートルを超えるコナラの古木がそのまま残されており、木のぬくもりと歴史を感じることができます。​

また、屋外席では紅葉を眺めながらの食事や、冬には焚き火にあたりながらのひとときを過ごすことができ、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間となっています。 ​

松葉茶屋では、テイクアウトやお土産用の生そばも販売しており、自宅で本格的な手打ちそばを楽しむことも可能です。​また、外国語メニューも用意されており、海外からの観光客にも対応しています。 ​

加藤浩次・宇賀神メグ・島崎和歌子・高橋茂雄・岡部たかし・阿部寛・永野芽郁・道枝駿佑