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スパイシー特製カレーうどん「足柄古道万葉うどん」
店を開いた和田博文さんは南足柄市出身。20代半ばで自衛隊を退職した後、生活のために始めた居酒屋のアルバイトが人生の転機となりました。そこで知り合った人の縁から、うどん店を開こうとしていた人物に「高松へ修業に行くなら一緒に」と誘われ、その機会を逃すまいとすぐに香川へ。高松で2度の修業を重ね、新宿の店でも腕を磨き、32歳で故郷に戻って店を構えました。偶然の出会いから始まったうどん作りが、40年続く山里の名店へと育ったのです。
この店らしさを象徴するのが、「作りたてを食べてもらう」という姿勢です。あらかじめ大量の麺を打っておくのではなく、注文が入ってから生地を打ち、切り、茹で上げます。客席からガラス越しに打ち場を眺められるため、職人の手から一本のうどんが生まれていく時間まで食事の楽しみのひとつになっています。
さらに麺に使うのは、夕日の滝周辺から湧く「金太郎の力水」。この土地の水で打つ麺は、なめらかなのど越しと程よいコシを備えています。こうした土地との結びつきも評価され、足柄古道 万葉うどんは2017年3月21日に南足柄ブランドの認定品となりました。地元の水、手打ちの技、注文ごとに仕上げる工程がひとつになった、南足柄ならではの一杯です。

人気の商品はスパイシー特製カレーうどん。
つややかな手打ち麺にドライカレーをのせた、ひと目で印象に残る一杯です。金太郎伝説が残る土地らしく、上に盛られたドライカレーは「金太郎の遊び石」をイメージしたもの。トマトを使ったスープのほどよい酸味とスパイスの香りが重なり、濃厚一辺倒ではない軽やかな味にまとめられています。2025年に紹介された際にも人気メニューとして取り上げられており、手打ち麺そのもののおいしさと、この店ならではの遊び心を一緒に味わえる一品です。
もうひとつの定番は湯うどん。
温かな湯の中で泳ぐ麺を、だしのきいたつけ汁で味わうシンプルな料理です。つけ汁にはレモンが添えられ、温かなうどんに爽やかな酸味が重なるのが特徴。冷たいうどんとは少し異なる、やわらかさをまとったコシとのど越しを楽しめます。南足柄を代表する食として長く紹介されてきた、この店の定番です。
麺そのものをじっくり味わうならざるうどん。
白くつやのある麺を冷たく締めることで、手打ちらしい弾力がいっそう際立ちます。香川で身につけた技と金太郎の力水から生まれる、なめらかな口当たりとしっかりしたコシを素直に楽しめる一品で、湯うどんと並ぶ昔からの人気メニューです。
うどんを待つ時間のお楽しみはおでん。
店内のおでん鍋から好みの種を選び、特製のからしみそを添えて味わうのが万葉うどん流です。注文を受けてから麺を打つため、出来上がりを待ちながら熱々のおでんをつまむ時間も、この店では昔からおなじみの光景。山歩きの途中で立ち寄った日には、湯気の立つおでんとうどんが、山里の食堂ならではの温かさを感じさせてくれます。
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







