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キジ料理が名物「梨木温泉 梨木館」
深沢川のほとりに抱かれ、周囲に外灯すらない豊かな自然環境のなかで、1200年以上の歴史を持つ名湯と向き合える、桐生市内唯一の温泉旅館です。
かつては木造三階の楼閣が四棟立ち並ぶ賑わいを見せていたこの地も、昭和48年に鉄筋コンクリート造に建て替えられ、その後平成17年には全館リニューアルが完成しました。
長い年月をかけて育まれてきた「何もしない贅沢」を体感しに訪れるリピーターが絶えない、奥深い宿です。
奥の細道は、梨木館のなかでも特別な存在感を放つ貸切専用の宿泊空間。
和室12畳と6畳の2室が専用の廊下でつながり、中央に囲炉裏を配した設えで、2室をまるごと貸し切るかたちでの宿泊となります。
総面積150畳という広大なスペースには、それぞれの客室に冷蔵庫、マッサージチェア、コーヒーメーカー、全自動洗濯機が揃い、囲炉裏の間には生ビールサーバーとソフトドリンクの冷蔵庫まで備わっています。
夕食は奥の細道専用の食事処でいただくことができ、職人が目の前でお肉や魚を丁寧に調理してくれる、まるで贅沢な宴を借り切ったような時間が広がります。
館内で撮影が行われた西村京太郎原作のテレビドラマの看板が今も掲げられており、長年愛されてきたこの宿の歴史をそっと物語っています。
梨木館最大の名物といえば、丹念に育て上げたきじ料理です。キジの肉は鶏肉よりもあっさりとしており、極めて上品な味わいが特徴で、お刺身からきじ鍋まで、さまざまな調理法で楽しむことができます。
宿からほど近い場所に直営のキジ養殖場を持ち、手間を惜しまず育てたキジだからこそ実現できる鮮度と旨みは、ほかではなかなか味わえないものです。
きじ刺しやきじの西京焼き、丁寧に竹串に通したきじの串焼きなど、キジ料理はバリエーション豊かに揃っており、きじ料理フルコースプランとして楽しむこともできます。
自家農園で育てた野菜や山菜、そして渓流から水揚げされた岩魚のお刺身も、梨木館の食卓を彩る大切な一品。
山の清流に育まれた岩魚はその身がきりりと締まっており、新鮮ならではの甘みがあります。
同じく人気の岩魚の骨酒は、豊かな自然で育った岩魚の香りが濃厚に広がる一杯で、温泉宿の夜をしみじみと彩ってくれます。
さらに、梨木牧場の豚を使った豚しゃぶやポークステーキも別注で楽しめるほか、秋から冬にかけての限定メニューとして、10種類のきのこを堪能できるきのこ鍋も登場します。
山の幸を主役に、海の幸に頼らず地元の食材にこだわった料理の数々は、ここにしかない滋味深い味わいで、遠方からわざわざ訪れる価値があります。
梨木温泉の湯は自家源泉100パーセントの茶褐色のにごり湯で、加水せずに大浴場と露天風呂に直接引いています。
滝を望みながら浸かれる露天風呂滝見の湯は格別で、川のせせらぎと木々の香りに包まれながら湯に浸かる時間は、日常の喧騒をすっかり忘れさせてくれます。
- キジ料理が名物
| 住所 | 群馬県桐生市黒保根町宿廻285 |
|---|---|
| 電話 | 0277-70-3030 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!
