2025年7月4日放送の【ヒルナンデス】陣内智則さんと、丘みどりさんがゲストで紹介した情報。

『肉のサトー』は谷中銀座商店街にある、創業年こそわかりませんが長く地元に愛される精肉・惣菜店です。店頭では国産牛・豚・鶏を使った各種お肉と、名物の谷中メンチや谷中コロッケを販売しています。お昼の時間帯から揚げ物が並び始め、週末や祝日は店先に行列ができるほどの人気ぶりです。

店の魅力は、精肉専門ならではの素材へのこだわりにあります。国産牛に加え最上級A5ランク和牛をメンチに使用し、ヘルシーな大豆油とラード、さらに遠赤外線フライヤーで揚げることで、電子レンジで温めなおしても油っぽさが残りません 。またショーケース周りには芸能人の色紙が多数飾られ、賑やかな雰囲気も食べ歩き気分を盛り上げます 。

お店一番の人気商品である谷中メンチは、丸くふんわりとした形で、肉の旨味と玉ねぎの甘みがしっかり感じられる一品です。夕方には行列ができるほどの人気なので、訪れる日は早めの時間が狙い目です。

加えて、谷中コロッケも名物で、ほくほくとしたじゃがいもに軽やかな衣が特徴です 。さらに店には、ハムカツやチーズ入りコロッケ、ひれかつ、大葉チーズ肉巻きといった多彩な揚げ物がずらりと並び、そのどれもが手作りの温かみと素材の良さを感じさせます。

丸初福島商店は1934年（昭和9年）に創業した歴史ある貝類と川魚を扱う昔ながらの商店で、店主の福島さんが切り盛りしています。

あさり・しじみ・牡蠣・海老・カニ・うなぎ・どじょうなど季節ごとの旬の美味しい品を扱っており、全国各地から厳選した新鮮な魚介類を豊富に取り揃えています。

季節の貝類、川魚は全国各地から豊富に仕入れた厳選品で、熟練の技術「あらい」で鯉も調理しています。また、自家製の酢味噌も大人気で、長年受け継がれてきた味を楽しむことができます。木樽の中で元気に泳ぐどじょうの姿は、昔ながらの商店の雰囲気を醸し出し、子供たちにとっても興味深い光景となっています。

お店で一番人気なのは、焼ホタテ、焼ツブ貝、焼いかなど焼き物です。これらは食べ歩き用として串に刺して提供され、新鮮な貝や魚が揃う福島商店では、食べ歩きができる貝串を販売しています。特にホタテやツブ貝の焼き物は香ばしく、商店街を散策しながら味わえる絶品グルメとして観光客にも大変人気があります。

そのほかの名物として、季節限定の特別な味覚を楽しむことができます。夏季は鮎の塩焼き、冬季は焼き牡蠣がおススメで、それぞれの季節の訪れを告げる風物詩的な存在です。串に刺さったあゆの塩焼きや旬の貝焼きなど食べ歩きに丁度いいメニューもあります。

あゆの塩焼きは香魚と呼ばれる鮎本来の上品な香りと味わいが楽しめ、焼き牡蠣は冬の寒さを忘れさせてくれる温かく濃厚な旨味が特徴です。また、店内には新鮮なしじみやあさりも並び、家庭の食卓を彩る食材としても重宝されています。うなぎやどじょうといった川魚も取り扱っており、特にどじょうは江戸時代から続く東京の郷土料理として親しまれている食材です。

谷中冨じ家は戦前から谷中で営業している創業約90年の老舗鮮魚店で、谷中銀座から夜店どおりに出てすぐの場所にあります。現在は畔田さんが両親と3人で店を切り盛りしており、2014年に魚料理の食堂も併設されました。

自家製の谷中西京漬けは、日本海味噌の米こうじ味噌と西京味噌をブレンドして甘さ控えめにし、ご飯に合うように、そこに谷中しょうがの汁も加えています。

この谷中しょうがの風味のある独自の西京味噌が銀だら本来の美味しさと調和し、とても美味しい逸品に仕上がっています。脂ののったやわらかい身の銀だらを、谷中しょうがの汁をいれた西京味噌に漬けるのは、二代目の時代から始まった名物です。

2025オープンの山形名物が味わえるお店。

根津のパンは2018年8月にオープンした文京区根津のパン屋で、店主の野口将義さんが谷中にあった人気店カヤバベーカリーでシェフとして働いていた経験を活かして独立開業したお店です。

根津駅から徒歩1分という好立地にあり、もともと豆腐屋さんだった建物をそのまま活用した木製の格子窓とオリーブの植木が目をひく和モダンな外観が印象的です。

国産小麦を自家製酵母で長時間発酵させ、水をたっぷり加えることで独特なしっとり感が生まれるパン作りの手法です。自家製レーズン酵母を使用し、長時間発酵で作られた、もっちり、しっとり食感が特徴で、天然酵母を使用して長時間発酵させ、水分量を多めに焼き上げたパンは柔らかく、パンの旨味と風味をしっかり味わうことができます。

野口さんは「普通のパン屋でありたい」という想いを込めて、1日約50種類ものパンを手作りしており、朝一から順次焼き上げられ、お昼過ぎにカウンター上に出揃うパンの品揃えは日替わりとなっています。

人気はパンドミシリーズです。手に取りやすい小さめサイズのパン・ド・ミは、当日なら、トーストせずにそのまま食べても、もちっとした弾力と小麦粉の豊かな風味が口の中に広がります。焼きたてはもちろん、翌日もパサつかずしっとりとした食感を楽しめるのが魅力で、基本のパンドミに加えて、くるみ、パンドミフロマージュ、ごま、ごまとレーズン、ミルク、チョコ、ぶどうなど種類が多いのも特色です。フランス式の食パンでありながら、小麦の香りが楽しめるような、もちもちした食感が特徴となっています。

その他ミルクフランスは、コクのあるミルククリームをさくっとしたバゲット生地でサンドしたもので、歯切れをよくするために、生地にはマッシュポテトを練り込んであるという工夫が凝らされています。

また、はちみつブレッドとはちみつジンジャーブレッドは、ほんのり甘い味わいが特徴の人気商品です。総菜パンでは生ハムバケットや大葉チーズベーコンエピ、七味チーズなども評判で、お酒と相性のいい総菜パンとして地元の常連客に愛されています。

さらにバゲット生地でクリームチーズを包み込んだ「ブルーベリークリームチーズ」は、中にブルーベリー、クランベリー、クルミがたっぷりと入った贅沢な一品で、1個100円以下のお手頃価格の商品も多数あることから、訪れる人の好奇心を刺激する多彩なラインナップが魅力となっています。

『レストランMOMO』は2006年4月にシェフの大桃さんによって根津の閑静な谷根千エリアにオープンしました。

地下鉄千代田線「根津駅」1番出口から徒歩2分というアクセスの良さに加え、アットホームな一軒家風のたたずまいと、店内に飾られたカラフルな絵画でまるで小さなギャラリーのような温かな空間が広がっています。

大桃シェフが腕を振るうMOMOの最大の特徴は「9色のパレット」スタイル。色鮮やかな旬の野菜を一口サイズに盛り付けた前菜盛り合わせは、まるで小さなアート作品のようで、食べる楽しさだけでなく視覚的な喜びも味わえます。

MOMOの一番人気の料理は、ディナーのコース「menu B」で提供される前菜盛り合わせに加え、築地から届く鮮魚料理またはこだわりのお肉料理が選べる点です。前菜には季節ごとの野菜を使ったスープも含まれ、特に彩り豊かな野菜ポタージュは“心を掴む”逸品です。

ランチタイムの「ワンプレートランチ」は、1375円で魚と肉の両方が楽しめ、ご飯は玄米入りまたはパンを選べるのが嬉しいポイントです。お肉とお魚が両方味わえる“欲張り”なプレートは、観光の途中に立ち寄るのにぴったりで、手軽にMOMOらしさを堪能できます。

さらに、MOMOではデザートも充実しています。「デザート3種盛り合わせ」は日替わりで、好きなものを3つ選べるスタイルが好評です。例として、半生チョコレートナッツケーキ、クレームブリュレ、マンゴーパッションシャーベットなど、選ぶ楽しみと食べ比べができる楽しさがあります。

店内はプロヴァンス風を意識したクリーム色の壁に、所々アーチ状の天井もあって、解放感がありつつも温かい雰囲気が漂います。入口にはブルーベリーやオリーブの鉢植えが並び、ナチュラルな空気感が漂っていて、街の喧騒を忘れられる憩いの空間です。

丘みどり・南原清隆・久本雅美・陣内智則・西尾由佳理・ぺこぱ・シュウペイ・松陰寺太勇・王林・岩田剛典・蒔田彩珠