【エブリィ】ムスロ丼・ギョーザ・担々麺『大連』戸部駅のお店情報〔横浜の隣・every〕

2025年7月22日放送の【news every 】大きな駅のひと駅トナリのウマい店！で紹介した、横浜の隣・戸部駅のムスロ丼・ギョーザ・担々麺のお店は『大連』です。

リポーターの坂田 陽子さんがロケ。

大連は1964年に東京オリンピックが開催された年に品川区五反田で創業した老舗町中華店で、2015年に横浜市西区中央の戸部エリアに移転したお店です。店主の大山 米雄さん夫婦が営むお店です。

五反田時代には多くのお笑い芸能人が常連として通っており、人気テレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」のキタナシュランのコーナーでも紹介されたことで知られています。

浜急行戸部駅から徒歩約10分、横浜市西区役所の近くの住宅街にひっそりと佇み、三角形で奥に進むにつれて細くなる独特な店内構造で、カウンター6席と小さなテーブル席2卓という合計10席ほどのこじんまりとした空間で、昭和の雰囲気を残しながらも居心地の良い空間のお店です。

名物は手作り焼き餃子です。餃子は鍋貼児と漢字で表記され、包みたてを丸い鉄鍋でその都度焼き上げるという職人のこだわりが感じられる逸品。皮は中厚でヒダを深めに刻み、キャベツ多めのあっさりとした餡をふんわりと包んでいます。
焼き上がりは絶妙で、もっちりとした皮とパリッとした焼き面のコントラストが楽しめ、卓上の酢醤油や辣油で味を調整しながらいただけます。五反田時代から変わらぬ製法で作られる餃子は、アツアツでホクホクの食感と程よい焦げ目が特徴で、中からはほどよい肉汁が溢れ出し、ビールとの相性も抜群です。

人気料理は長澤まさみさんが五反田時代に訪れたことから名付けられた長澤麺（担々麺）です。一般的な担々麺とは大きく異なり、澄んだ鶏がらスープに溶き卵をふわふわに仕上げて絡ませ、中央に豆板醤を載せた独特のスタイルとなっています。
まずはそのままのスープの優しい味わいを楽しみ、その後豆板醤を溶かすことで程よい辛さの担々麺に変化する二段階の美味しさが特徴です。店内には長澤まさみさんの直筆サインも飾られており、この麺への思い入れの深さが伝わってきます。

木須肉丼（ムスロ丼）は大量のキクラゲと豚肉、卵、人参、ピーマン、ネギなどを使った変わり中華丼です。卵焼きがご飯の上に敷かれ、その上に具材がたっぷりと盛られた見た目にも楽しい料理で、優しい味付けながら食材の旨味がしっかりと感じられます。キクラゲのコリコリとした食感と卵のふんわりとした優しさが絶妙にマッチした一品です。

チャーハンは昭和の町中華らしいシンプルながら深い味わいが自慢で、パラパラに仕上げられた黄金色に輝く正統派の炒飯です。あっさりとした味付けでありながら深い旨味があり、付属のスープは激熱なので注意が必要ですが、素朴で懐かしい味わいが楽しめます。

野菜炒めはニラ、人参、もやし、キャベツ、豚肉などが具沢山に入り、野菜のシャキシャキ感が楽しめる一品となっています。

またレバ唐辛子煮はニンニクの香ばしさと豆板醤の心地よい辛さが特徴的で、メインのレバーに加えて人参、キャベツ、筍、椎茸、ピーマンと多彩な野菜が盛りだくさんに入っており、ビールのおつまみとしても最適です。

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