2024年3月16日放送の【出川哲朗の充電させてもらえませんか？　山形・東根〜米沢・上杉伯爵邸】で中居正広さんが巡った山形の冷やし・味噌ラーメンのあっちゃん まっちゃん、蕎麦でカツ丼を食べた味津肥盧、宿泊した蔵王温泉 深山荘 高見屋の旅館、かみのやま温泉、赤湯温泉などのロケ地をまとめました。
この番組は2019年7月20日の再放送です。

蔵王温泉 深山荘 高見屋は、享保元年(1716年)に創業した、山形県蔵王温泉にある老舗旅館です。このお店は、300年以上の長い歴史を持ち、滾々と湧き続ける自家源泉による9つの浴槽は、混じりけなく掛け流しで、贅沢な湯浴みを楽しめます。

湯蕎庵 味津肥盧は、山形県上山市に位置する温泉街の中心にある、風情あるそば屋です。このお店は、地元のそば粉を石臼で挽き、細打ちにこだわったそばを提供しています。店名の「味津肥盧」とは、「味が津々浦々まで肥えてるところ」という意味を持ち、その名の通り、訪れる人々に深い味わいと満足を提供し続けています。

上杉の御湯 御殿守は、米沢藩主・上杉家によって愛された別荘「赤湯御殿」として380余年の歴史を持つ、山形県南陽市に位置する温泉旅館です。

大石風呂や升風呂を含む5つのお風呂が楽しめる「東湯」と、青森ひば風呂や樽風呂など6つのお風呂がある「西湯」があります。

※2024年3月16日の放送時には日帰り入浴はしていませんでした。

上杉謙信や直江兼続を祀っている“天地人””風林火山” “八重の桜”のロケ地

上杉伯爵邸は、1896年(明治29年)に、米沢城二の丸の跡地に建てられました。
建築は、約5,000坪の土地に、建物面積530坪の壮大な邸宅でした。しかし、1923年(大正12年)の大米沢火災で全焼し、1925年(大正14年)に東京浜離宮の設計で知られる庭師によって設計された庭園とともに、全ての檜を使った銅板葺の切妻屋根の建物が再建されました。
建築は中条誠一郎によって設計され、名工房長江栄蔵によって施工された、かつて皇族の住居としても使用された「革命館」と呼ばれた貴重な文化財です。この建物は、2019年に登録有形文化財に登録されました。

上杉伯爵邸の料理は、約200年前、上杉藩の第10代藩主であった上山上杉公が、不作に備えるために「加茂の」と呼ばれる食指南を編纂し、領内に配布したことに由来します。

山で採れる約80種の植物や果物を選び出し、その食べ方や栽培方法を丁寧に記述し、後に起こった飢饉時に大いに役立ちました。この「加茂の」から受け継がれた知恵と工夫が、山形県米沢市独自の伝統料理を生み出しています。季節の移ろいを感じながら、山菜や野草、鯉など、米沢ならではの食材を使った料理をゆっくりと味わうことができます。

出川哲朗・中居正広