【王様のブランチ】早稲田で徳島ラーメン・油そば『麺屋うだつ』ご当地麺のお店を紹介〔ごはんクラブ・ちょんまげラーメン〕

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放送の【王様のブランチ】東京で食べたい!ご当地麺グルメで紹介した、早稲田で徳島ラーメンのお店は『麺屋うだつ』です。

早稲田で徳島ラーメン「麺屋うだつ」

うだつ食堂は、徳島出身の会社社長が「地元のラーメンを東京に広めたい」という熱い思いを胸に、1999年に早稲田の地へと出店した徳島ラーメンの専門店です。東京都新宿区西早稲田、大隈重信像でおなじみの早稲田大学を見渡す新目白通り沿いに店を構え、ラーメン激戦区と呼ばれるこのエリアで、四半世紀以上にわたって愛され続けています。店名の「うだつ」は、徳島県美馬市脇町の歴史的な町並みで知られる”うだつ(卯建)”に由来しており、建物の1階と2階の間に張り出す小さな屋根壁のこと。その名を店名に冠し、阿波徳島の心意気をそのまま東京へと持ち込んだお店です。

お店の最大の個性は、なんといっても店内に広がる”徳島への愛”です。外観には徳島の伝統的建築をモチーフにした瓦のひさしが施され、店外には昔ながらの駅のホームを思わせる駅名標が立っています。店内に足を踏み入れると、田舎町の古い駅舎を連想させるレトロな昭和の空気が漂い、壁には徳島の路線図や時刻表、懐かしい少年漫画雑誌の表紙が所狭しと貼られています。モニターには徳島県の四季や阿波踊りの映像が流れ、BGMには阿波踊りの楽曲が使われるなど、一杯のラーメンを食べながら、気持ちだけでも四国・徳島に旅した気分になれる、なんとも不思議で心地よい空間です。カウンター席とテーブル席を合わせた全20席はこじんまりとしていながらも、居心地よく整えられています。

お店の看板メニューは肉玉中華そばです。豚骨をベースに、自家製の甘辛醤油ダレと、豚バラチャーシューを煮込んで旨味がたっぷり溶け込んだ醤油ダレをブレンドした、まさに企業秘密のスープが決め手。甘辛く煮込んだ豚バラ肉と、生卵をとろりと絡めていただくスタイルは、「すき焼きラーメン」とも呼ばれ親しまれています。見た目は濃い茶色でいかにもパワフルですが、口にしてみると意外なほど繊細で優しい味わい。豚バラから溶け出した脂の甘みと旨味がスープ全体に行き渡り、塩辛さより豊かなコクが前面に出るのが特徴です。加水を抑えた中細のストレート麺がスープをしっかりと運んでくれ、すすれば一口ごとに味の奥行きが感じられます。ライスと合わせていただくのが徳島流の食べ方で、お店でもご飯との組み合わせを強くすすめています。

徳島中華そばはスタンダードな一杯として愛される定番メニューで、こちらも醤油豚骨のスープに中細のストレート麺を組み合わせた一品。甘辛く味付けされた豚バラ肉と歯ごたえのあるメンマが食感にアクセントを添えてくれます。また、近隣の油そば専門店とのコラボレーションにより誕生した徳島油そばも人気を集めており、ストレートの太麺に濃いめのタレを絡め、豚バラ肉・卵・ネギ・もやし・メンマ・背脂といった具材が一体となった満足感の高い一杯です。さらに、卓上には徳島の名産品であるすだち酢とラー油が置かれており、途中で少しかけると爽やかな酸味や辛みのアクセントが加わり、最後の一滴まで飽きずに楽しめます。ご飯との相性も抜群で、スープを少しかけた白ごはんに豚バラ肉を乗せると、もはやそれだけで立派なおかずになると地元の学生たちにも大評判です。

かつて競合店にお客さんを奪われ苦しい時期を経験したこともありましたが、地元の早稲田大学の学生たちがサークルの広報誌で店の宣伝をしてくれたことで店を救われたというエピソードも残っています。徳島と早稲田、ふたつの街に深く根ざした一軒として、今日も変わらず暖簾を掲げ続けています。


食べログ
  • 中華そば 1300円
  • 徳島油そば 1050円
  • 豚バラ肉 90gと生卵
住所 東京都新宿区西早稲田1-11-1
電話 03-5292-9711

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この記事の作者・監修

Activi TV

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