この記事の目次
鎌倉・武士が営む古民家宿「侍ゲストハウス彩 鎌倉」
2017年10月に開業したこの宿には、ひとつの出来事がきっかけとしてありました。

オーナーの高野朋也さんは、以前に鎌倉花火大会で車椅子の女の子を案内した際、鎌倉にバリアフリーの宿泊施設がなく、遠く離れた大船のホテルまで押して歩くことになったといいます。
観光地として賑わう鎌倉に、障がいがあっても普通に旅人になれる場所をつくりたい、そんな想いからクラウドファンディングで支援を募り、宿は誕生しました。
侍ゲストハウス彩の最大の特徴は、毎日鎧姿で過ごす武士がオーナーとして接客すること。
なぜ甲冑なのか、その理由を高野さんはこう語っています。
人は違っていていい、障がいがあっても肌の色が違っても、それぞれが活躍できる場所がある、その想いを自ら体現するために武士の姿を選んだといいます。
スタッフの中には吃音症や場面緘黙、肢体不自由、聴覚・視覚に障がいのある方も含まれ、健常者と障がい者が同じ場でおもてなしに関わっているのが大きな個性です。
建物の1階部分はバリアフリー設計になっており、車椅子のまま入室できるユニバーサルルームも用意されているのが心強いところ。
宿泊者同士や武士姿のスタッフが自然と言葉を交わす、そんな交流が生まれやすい空気感も、この宿ならではの魅力といえるでしょう。
人気は朝食の手作り和定食。
宿泊客はみな一緒の食卓を囲み、生姜風味のお豆腐とわかめがたっぷり入った無添加味噌の味噌汁、野菜と卵のスクランブル、炊きたてのご飯といった、どこか懐かしいおばあちゃんの味わいをいただけます。
甲冑姿の武士自らが厨房に立ち、手作りの温かさをそのまま食卓に運んでくれるのも、この朝食ならではの体験。
一日の始まりを、鎌倉の古民家でゆっくり味わう、そんな贅沢な朝が過ごせます。
朝食以外にも、隣接する食堂での味わいが評判を呼んでいます。
豚汁定食。
野菜がたっぷり入った具だくさんの豚汁は、武士自らが仕込む一品で、体の芯からじんわり温まると評判です。
他にも人気はおにぎり定食。
炊きたてご飯を握ったシンプルなおにぎりに、旬の惣菜を添えた素朴な献立で、どこか実家に帰ったような安心感を運んでくれます。
そして忘れてはならないのが武士珈琲。
食後にゆったりと味わえる一杯で、鎧姿の武士とおしゃべりをしながらくつろぐひとときは、他の宿ではなかなか出会えない体験です。
予約プラン情報
[記事公開日]
[最終更新日]
この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!








