2025年10月19日放送の【ベスコングルメ】麒麟 川島さんと、西田ひかるさん・ザキヤマさんがロケで紹介した、日本橋のピザ・マルゲリータのお店は『イル・タンブレッロ』です。

『PIZZERIA IL TAMBURELLO（ピッツェリア イル・タンブレッロ）』は、2010年8月4日にオープンした、小伝馬町にある本格ナポリピッツァのお店です。築50年のビルをリノベーションした店内で、まるでイタリアにいるかのような陽気で賑やかな雰囲気の中、本場の味を堪能できます。
店名の「タンブレッロ」は、イタリア発祥のタンバリンを原型とした競技に由来しており、看板にもタンバリンのイラストが描かれています。

お店の最大の特徴は、本場イタリアで修行を積んだオーナーシェフの大坪善久さんが、自らの手でこねて伸ばした生地を、イタリア製の薪窯で焼き上げるピッツァにあります。生地はナポリ風のやや厚みがあり、ふんわり、もちもちとした食感と、噛みしめるほどに広がる小麦の旨みが楽しめます。窯はイタリアの「ステファノ・フェラーラ社製」で、450℃の炉床で24時間発酵させた生地を1分半で焼き上げます。

一番人気の料理は、やはり薪窯で焼き上げるピッツァです。定番のマルゲリータは、イタリア産小麦粉・シチリアの天然海塩・生イーストなど使用し24時間熟成した生地を空気を含ませながら伸ばし、酸味の強いイタリア産トマトソース・水牛モッツァレラチーズ・バジリコをのせ450度の高温の薪窯で一気に焼き上げることで、ふっくら焼き上がった生地のもっちもち感が段違いのピザに仕上げます。

ロトリーノディストラッキーノは、イタリア語で「巻く」を意味する「ロートロ」が由来のロトリーノはスティック状に巻いたピザのこと。
滑らかで程よい塩味が特徴の生ハムと燻製にしたモッツァレラチーズをのせ、もちもちのピザ生地で巻いていきます。それを薪窯で一気に焼き上げ、仕上げに生ハムとパルミジャーチーズ＆オリーブオイルで仕上げます。

中でも、揚げたピッツァ生地をミニトマトソースで和えた「マサネッリ」は、修行先である「ラ・スパゲッターダ」の定番前菜で、ここだけのオリジナルメニューとして人気があります。また、クリームチーズと生ハムを巻いて焼き上げた「ロトリーノ ディ ストラッキーノ」も、前菜としておすすめです。

このお店ならではの特徴として、ピッツァ生地を薪窯で焼いたパンである「ピッツァ パーネ」も外せません。また、イタリア・カンパーニャ州から取り寄せた食材や、イタリア直輸入の水牛モッツァレラ、ブッラータチーズなど、素材にも強いこだわりを持っています。豊富なイタリアワインと共に、陽気で賑やかな雰囲気の中、至福のひとときを過ごせるでしょう。ランチタイムには、スープ、ピッツァ、デザートが付いたお得なセットも提供されており、気軽に本場の味を楽しむことができます。

川島明・麒麟・春日俊彰・オードリー・西田ひかる・山崎弘也・アンタッチャブル