【ザワつく音楽会】上野公園のかき氷・団子『新鶯亭』お店の場所〔高嶋ちさ子・早見優〕

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放送の【ザワつく!金曜日】で紹介した、上野公園のかき氷・団子のお店は『新鶯亭』です。

上野駅「新鶯亭(しんうぐいすてい)」

『新鶯亭』は大正4年(1915年)に上野恩賜公園内で創業した老舗甘味処です。

店名に「新」がついているのは、創業者が戦前まで鶯谷で貸席料亭「鶯亭」を営んでいたため新たに構えた店だから。上野公園の開発に携わっていた七条氏が創業し、地下鉄の開通やパンダの初来日など、上野の街の発展とともに歩んできました。

現在は4代目と5代目の母娘が受け継ぎ、100年以上の長きにわたって多くの人に愛され続けています。木々に囲まれた日本家屋風の建物は上野動物園正門の左隣にあり、上野東照宮に隣接し、近くには寛永寺五重塔も見える歴史ある一角にあります。

この甘味処でしか味わえない特徴といえば、創業当時からの名物鶯だんごです。小豆餡、白餡、抹茶餡の三色だんごで、ウグイスのさえずる上野にちなんで名づけられました。餡は保存料を一切使わず手作りで、3種すべてが滑らかなこし餡になっています。小豆餡には十勝産の小豆と少しほろ苦い赤キビの餅が入り、白餡と抹茶餡には同じく十勝産大手亡の餡と歯ざわりのよい上新粉の餅を使用。

鶯だんご以外の名物として、甘味処では珍しいおでんが隠れた人気メニューとなっています。昆布だしを効かせた出汁でじっくり煮込んだ6種類の具材は、はんぺん、がんも、ちくわ、こんにゃく、結び昆布、だいかくが盛り合わされ、特に厚みのあるふわふわのはんぺんは三角錐にカットされ、口に入れると出汁がじゅわっと広がる自慢の一品です。

また、白蜜に抹茶餡をのせた独特なあんみつは一般的なあんみつとは見た目も味わいも異なり、あっさりとした上品で涼しげな仕上がりが楽しめます。

さらにところてんお汁粉も季節を問わず人気で、

夏季限定のかき氷は器の底にシロップを敷き、その上にふわふわの氷を盛る独自のスタイルが特徴的です。抹茶餡シロップを使った氷宇治は鶯だんごと同じ抹茶餡と白蜜を合わせたオリジナルで、白玉も入って食感の違いも楽しめ、4月下旬から10月頃までの期間限定で味わえる人気の夏の味覚となっています。

食べログ
  • 氷宇治 1200円
  • 名物鶯だんご 700円
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新鶯亭(上野/スイーツ) – Retty(レッティ)

こちらは『新鶯亭(上野/スイーツ)』のお店ページです。実名でのオススメが27件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!

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住所 東京都台東区上野公園9-86
電話 03-3821-6306

石原良純・長嶋一茂・高嶋ちさ子・高橋茂雄

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この記事の作者・監修

Activi TV

こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!