2025年8月17日放送の【二軒目どうする？〜ツマミのハナシ〜】御徒町でサシ飲みロケで紹介した、牡蠣の土手鍋のお店は『玉善』です

玉善は1980年代初頭に創業した湯島の老舗居酒屋で、湯島駅から徒歩わずか2分という好立地にあります。

春日通りから少し入った路地に佇むこのお店は、高いビルに囲まれた中でひときわ昭和の風情を漂わせる外観が印象的です。創業から40年を超える歴史を重ねる中で、地域の人々に愛され続けている正統派の居酒屋として、多くの常連客に支えられています。店の構えは湯島の繁華街の中でも一際目を引く昭和レトロな佇まいで、年季の入った木造建築の温もりが感じられます。3階建ての建物は収容力があり、多様な年齢層のお客さんで賑わう地域の人気店として親しまれています。

名物の牡蠣の土手鍋は、広島県の郷土料理をベースにしたもので、鍋の縁に特製の味噌を土手のようにぐるりと塗り付け、そこに驚くほどたっぷりの新鮮な牡蠣を入れてゆっくりと煮込んでいきます。大ぶりでぷりぷりとした牡蠣が土鍋いっぱいに敷き詰められた様子は、見ているだけで心が躍る迫力があります。

刺身の盛り合わせは、1人前でも大皿に盛り付けられた豪華10点盛り。圧巻の迫力で、カツオ、イワシ、スズキ、ホタテ、シマアジ、マグロ、真鯛、つぶ貝、シラウオなど、市場で仕入れた季節の新鮮な海の幸が並びます。

自家製さつま揚げは、ふわふわの食感と自然な甘みが格別に美味しいと評判です。ポン酢でいただく丸い形のさつま揚げは、多くの常連客が必ずオーダーする一品として親しまれています。

玉善豆腐も人気メニューの一つで、極めて上品な出汁に三つ葉とゴマの風味が効いた熱々の豆腐は、黒胡椒のアクセントが効いた意外な美味しさで〆の一品としても最適です。

さらに桜海老のかき揚げや鶏の唐揚げ、焼き魚、かに玉、玉善サラダ、竹の子焼き、白子天ぷらなども人気で、どの料理もハズレがないと評価されています。

お通しのめかぶは、ショウガ・キュウリ・めかぶなどほっとする一品。

松岡昌宏・博多大吉