2025年11月9日放送の【バナナマンのせっかくグルメ】京都で、バナナマン日村さんがロケをしたお店をまとめて紹介します。

ここ家は、京都市営地下鉄北山駅から徒歩5分ほどの場所にあり、地元で長く愛されている鉄板焼きとお好み焼きのお店です。京都府立大学や京都コンサートホールの近くに位置し、ご家族で切り盛りされている温かみのある雰囲気が魅力です。

お好み焼きや焼きそばなどの定番鉄板メニューから、季節のおばんざい、さらには定食まで、多彩な料理が楽しめる街の食堂として親しまれています。

ここ家ならではの素敵な心遣いは、特に女性や子どもたちの笑顔を引き出してくれます。例えば、女性のお客様や小さなお子様がいる場合、注文したお好み焼きにマヨネーズでかわいらしい絵やイラストを描いてくれるサービスがあります。番組では大阪万博のミャクミャクの形のお好み焼きを作ってくれました。
他にも、アンパンマンのキャラクターや、ハート型・星型に焼き上げたお好み焼きも提供され、訪れる人の心を和ませてくれます。

目の前の鉄板で料理人が手際よく焼き上げる様子を眺められるカウンター席もあり、調理のパフォーマンスを間近で楽しむことができます。

ミックス焼きそばの具材は豚バラ・牛バラ・イカ・エビ・玉ねぎ・キャベツ・紅生姜・天かす。京都の地ソースとウスターソースを合わせたピリ辛の味わいのピリッと辛みが効いた特製ソースと、仕上げに 青のりと鰹節をのせて仕上げます。

さらに、ここ家ではメニューの種類が豊富で、その数は100種類以上、時には120種類にも及びます。ランチタイムには、ボリューム満点でリーズナブルな定食メニューが特に人気です。
例えば、さまざまなおかずを少しずつ楽しめるおそうざい定食は、多くのお客様に選ばれています。他にも、揚げ物などのお肉料理やお魚を使った定食もあり、その日の気分に合わせて選ぶ楽しさがあります。
夜は、鉄板焼きやおばんざいをおつまみに、居酒屋感覚で利用することも可能です。

定番のお好み焼きや焼きそばも人気ですが、特におすすめの名物料理がいくつもあります。

鮮やかな手捌きで焼き上げるとんぺい焼きや、ふっくらとした身が楽しめるイカ丸焼きは、地元の常連さんにも絶品と評判の一品です。

また、サイドメニューでありながら手間を惜しまないササミチーズフライは、注文を受けてから丁寧にササミを巻いて作るというこだわりがあります。

ランチでは少し珍しい焼カレーうどん定食といった個性豊かなメニューも登場し、冬季限定で提供される体が温まるかす汁も寒い季節にぜひ味わいたい一品です。

寺町コロンボは、京都市中京区の寺町通沿い、京都市役所前駅から徒歩6分の場所にある、気軽にイタリア料理を楽しめる食堂です。
お茶の老舗・一保堂茶舗の向かいに位置し、レトロな看板が目印です。オーナーシェフの吉村雅博さんは、京都のイタリア料理の草分けとなった店などで長年修業を積み、2009年にイタリア食堂コロンボを開業しました。
その後、得意とするイタリア菓子の専門店を開くなどし、2019年に両店を統合して寺町コロンボとして新たに生まれ変わりました。

昼は地元野菜をふんだんに使った定食スタイルで提供し、夜は予約制のフルコースやアラカルトで本格的なイタリア料理を楽しめます。観光客にも地元の方にも立ち寄りやすく、子どもから大人までゆったり過ごせるお店づくりを心がけています。

この店の最大の特徴は、15年以上愛され続けている看板メニューのタラコスパゲッティです。吉村さんは独立時、お店の顔となる料理を作りたいと考え、日本人に親しまれているタラコスパゲッティの専門店がイタリアにも日本にもないことに気づき、挑戦を決意しました。

レトルトのイメージを覆す一品として完成させたこのタラコスパゲッティは、主役のタラコをバター・オリーブオイルと合わせ、タラコの粒を潰さないようサッと混ぜ合わせる。パスタの本場イタリア産のスパゲッティをアルデンテに茹ですぐさまタラコソースに絡ませ、熱されることでよりプチプチとした食感に仕上げます。
生クリームもチーズも使わず、シンプルで軽やかな仕上がりです。

この料理は来店客の半数以上が注文する人気メニューで、お持ち帰り用のパスタソースタラコロンボとしても販売されています。パッケージデザインは人気絵本作家のtupera tuperaさんが手がけており、外箱はレターホルダーや小物入れとしても再利用できる工夫が施されています。店内には直筆の原画も展示されています。

ランチは定食スタイルで、メイン料理に小鉢2つ、スープ、パンが付きます。地元の新鮮な野菜や市場から届く魚介、丁寧に取ったブロード（だし）を使用し、レストラン並みの技術とサービスを、食堂のような気軽さで楽しめます。

ショーケースにはイタリア菓子や焼き菓子が並び、店内での飲食もテイクアウトも可能です。
中でも人気なのはアマレット風味のティラミスで、手土産としても多くの人に選ばれています。ビターなエスプレッソと甘いアマレットの香りが広がり、ふわふわのムースのような軽いクリームが口の中でスッと溶ける驚きの食後感です。

その他にも、ナポリの菓子ババやシチリアの伝統菓子カンノーロ、パンナコッタ、貝の形をしたパイ菓子スフォリアテッラなど、本場の味を再現したイタリア菓子が揃います。

「三条駅 肉と魚とパスタのお店 古都丸」は、京都市の中心部、賑やかな河原町や木屋町エリア近くにある、洋と和の魅力を両方楽しめる居酒屋です。
店名の通り、豪快な「肉」料理、新鮮な「魚」介、そして専門店顔負けの本格的な「パスタ」を一つの場所で味わえるのが最大の特長です。

また、このお店のこだわりは旬の食材と京都の地酒にあります。
店名を冠するパスタメニューでは、魚介の旨味が詰まった海老と貝柱のトマトクリームパスタや、定番ながら人気の高いベーコンとキノコとほうれん草のカルボナーラなど、バリエーション豊かなラインナップが揃います。さらに、季節の魚介を使ったお造りや焼き魚など、日本の四季を感じられる本格的な「魚」料理も人気です。

「肉」料理も多彩で、ボリュームたっぷりの一皿が揃っています。
牛のステーキなどがおすすめで、お酒のお供にも最適です。

京都一の傳 本店は、地下鉄烏丸線または阪急電鉄の烏丸駅から歩いて8分ほどの、錦市場にも近い柳馬場通に暖簾を掲げています。京都市の都心にありながら、昔ながらの京町家の情緒を大切にした佇まいで、訪れる人々を温かく迎え入れてくれます。昭和2年（1927年）の創業当時、日本で最初の中央市場が京都に開かれたのと時を同じくして、魚の卸売からスタートしたお店です。海から遠い京都で、魚の旨味を最大限に引き出すために試行錯誤を重ねてきた西京漬の加工技術は、100年近くにわたって磨き続けられてきた、まさにお店の誇りなのですね。その秘伝の味をより多くの方に味わっていただきたいという想いから、西京漬専門店として知られるようになりました。

京都一の傳の西京漬の味の要は、魚の旨味を引き立てる「蔵みそ漬」という独自の商品名にも込められた、こだわりの製法と味噌床にあります。創業以来、魚の最も脂が乗る旬の時期に獲れた魚だけを厳選し、切り身の形が仕上がりを左右すると考え、職人が一尾ごとに手切りで仕立てています。そして、京都でも有数の老舗から特別に取り寄せた西京味噌を使い、伏見の名蔵元の本格純米酒や木樽仕込みの醤油など、選び抜いた素材を独自に調合した味噌床に、切り身をたっぷり漬け込むのです。

この漬け込みは、季節や室温、魚の厚みなど微細な違いを見極めながら、二昼夜以上かけてじっくりと行う「本漬け」製法を守り続けています。この手間暇を惜しまない時間こそが、魚の余分な水分をゆっくりと抜き、味噌のまろやかな旨味を芯まで染み込ませて、唯一無二の深みのある味わいを生み出す秘訣だと言えるでしょう。また、着色料や保存料などの添加物を一切使わず、塩分も控えめに抑えているため、お子さんからご年配の方まで安心して召し上がっていただける優しい味わいに仕上がっているのも、多くの方に愛される理由の一つです。

本店では、1階でお持ち帰り用の蔵みそ漬を購入できるだけでなく、2階の食事処では焼きたての西京漬を中心とした京懐石をゆったりと楽しめます。季節の移ろいを感じられる京町家の落ち着いた空間で、趣向を凝らした月替わりの京懐石が用意されています。コースの始まりには、お店の「一」の文字をかたどったお皿に盛り付けられた前菜から、椀物や蒸し物へと続き、メインとして香ばしく焼かれた西京漬が供される流れです。

とりわけ人気の品は、3年連続でモンドセレクションの最高金賞も受賞したことのある銀だら蔵みそ漬です。このほかにも、西京味噌との相性が抜群で、ふっくらと焼き上がるさわら蔵みそ漬や、脂のりが良いキング・サーモン蔵みそ漬など、旬の魚介を使ったさまざまな種類の西京漬を楽しむことができます。また、食事処では、この懐石料理に合わせて選ばれた京都の地酒と西京焼を一緒に楽しむ「日本酒ペアリングセット」も用意されています。さらに、ご飯には特Aランクを受賞したことがある京都丹後産のコシヒカリを使用し、一席ごとに土釜で炊き立てを提供されるという、細やかなおもてなしも魅力の一つです。

京つけものやまごうは、長きにわたり京都の地で漬物づくりを続けており、お客様に親しまれて40年を超える歴史を持つお店です。お店は京都市の中京区、壬生辻町で暖簾を掲げ、京都の食文化を支える伝統的な味わいを今に伝えています。漬物という日常の食卓に欠かせない一品を通して、多くの人々に京都の四季折々の恵みと丁寧な手仕事を届けています。

京つけものやまごうの大きな特徴は、素材への揺るぎないこだわりです。最も美味しい時期に収穫された旬の京野菜を、できる限り有機栽培のものを選んで中心に使っています。野菜本来の持つ力と風味を信じているため、漬け込みの際には余分な味付けを避けています。素材の良さがしっかりと生きるよう、一つ一つ手間をかけて漬け込むことで、野菜本来の自然な美味しさをそのまま楽しんでもらえるよう工夫しています。この姿勢が、多くの人から「また食べたくなる」と愛される理由となっています。

さわやかコンビはみずみずしく さっぱりとした味わいの一品で京都産のなす・キュウリを使用したさっぱりとした様漬け。グリーンボールはキャベツの一種で肉厚でやわらかく優しい甘味が広がります。

お店の味を代表する品として、昔ながらの製法でじっくりと漬け込まれた風味豊かなぬか漬けは特に人気が高いです。このぬか漬けは、冷蔵庫のよく冷える場所に糠床ごと保存し、少しずつ漬かり具合が深まり、酸味が増していく変化を味わえるのが魅力です。召し上がる際は、糠をよく洗い流し、水分を絞ってそのまま楽しむのはもちろん、土生姜や七味唐辛子、かつお節やいりゴマなどの薬味とお醤油を少し添えても美味しくいただけるという、食べ方の提案も人気を集めています。また、熟練の職人の目利きでその時期の美味しいお漬物を詰め合わせたおまかせ樽出し詰合せも、遠方の方から手土産としてまで幅広く選ばれています。

他にも、京都の伝統を受け継ぐ京つけものの数々が揃っています。例えば、季節の変わり目には、その時々に一番美味しくなる旬の野菜を丁寧に漬け込んだ季節限定の商品が店頭に並びます。これらの季節の味は、訪れるたびに新しい発見があり、お客様を飽きさせません。さらに、店頭に足を運べない方々にも、職人が樽から出したての味と鮮度をそのままお届けできるよう、丁寧に包装されたお取り寄せ用の商品も用意しています。このように、素材の持ち味を生かすシンプルな製法と、日々の食卓を豊かに彩る確かな品質が、京の味として長く親しまれ続けているのです。

「看月亭」は、古都京都を代表する禅寺のひとつである南禅寺の境外塔頭、光雲寺の境内に静かに佇む一棟貸しのお宿です。その歴史は古く、築130年とも伝わる数寄屋造りの庵を、日本の伝統的な工法を受け継ぐ職人の手で丁寧に改修し、2017年秋に新しい滞在型の宿として生まれ変わりました。この風情ある庵を包み込む庭園は、明治以降の近代京都で数多くの名庭を手がけた七代目小川治兵衛、通称「植治」による池泉回遊式庭園で、東山の壮麗な景色を借景として取り込んだ格調高い空間を作り出しています。

この特別な空間を持つお宿の名前「看月亭」は、現在の南禅寺管長によって名づけられました。東山を望む美しい庭から眺める月や星が見事であるという想いが込められています。改修にあたっては、すべてを新しくするのではなく、建物が持つ長い年月を経て生まれた深い風合いを大切にし、現代の快適な滞在機能と庭との一体感を保つことに細心の注意が払われました。そのため、伝統的な意匠を残しながらも、快適さを追求する工夫が随所に施されているのがこの宿の最大の特徴です。

内部には、船底天井や下地窓といった歴史ある意匠がそのまま残され、訪れる人々を往時の風情へと誘います。特に書院には優美な曲線を描く火灯窓があり、そこから望む庭の景色はまるで生きた日本画のようです。また、水回りの設備にも上質なこだわりが見られ、お手洗いの手洗いにはオーナーが収集した清水六兵衛作の清水焼の器が使用されているなど、文化財のような空間を味わえる魅力の一つとなっています。

さらに、宿全体には骨董品や陶器、李朝の家具などが優雅にしつらえられ、空間に奥深い趣と物語を与えています。滞在されるお客様が一年を通じて心地よく過ごせるよう、床暖房や長期滞在に便利なシステムキッチン、各部屋に専用バスルームを備えているのも、伝統的な建築をリノベーションした宿としては珍しい魅力です。

このように、伝統と現代の技術が融合した快適な空間で、京都東山の静けさに包まれた特別な時間をお過ごしいただけます。宿の背景には、桜や紅葉の季節に美しい景色を楽しめる京都屈指の散策路「哲学の道」が続き、四季折々の自然美を身近に感じられるのも大きな魅力です。

南禅寺禅センターの活動場所でもある光雲寺の境内に佇む「看月亭」は、錦鯉が泳ぐ池泉回遊式庭園を眺めながら、かつての文化人たちが愛した静寂を独り占めできる非日常の別邸です。七代目小川治兵衛が手がけた庭園を窓から愛で、夜にはその名のとおり東山の美しい月や星をゆっくりと見上げる贅沢な京都滞在をお楽しみください。

寿 -ことぶき- は、京都市中京区の新烏丸通竹屋町を少し上がった静かな場所に佇む、心温まる空間です。

大正時代に建てられた風情ある京町家「塚本邸」を丁寧にリノベーションし、美しい庭を眺めながらゆったりとくつろげる場所として、訪れる人々を迎え入れています。このお店のコンセプトは「集会所のような喫茶店」で、単に飲食を提供するだけでなく、人と人、心と身体をつなぐ温かな交流の場となることを大切にしています。

お食事メニューにも心と身体へのやさしさが感じられます。人気メニューのおむすびプレートは、京都産のこだわり食材を使用し、丁寧に手作りされたおむすびが素朴ながら深い味わいを提供します。
また、旬の野菜をふんだんに使った季節のおばんざいは、季節の移ろいを感じさせる一品として多くのお客様に愛されています。使用する食材は、店主が心を込めて厳選したものばかりです。

グランピエ丁子屋は、京都の歴史ある寺町通に佇む、西洋の民芸品を扱う創業25年のお店です。

京都の「和」と西洋の「異」が融合したお店です。現地で作り手や歴史に触れて選んだ商品と、グランピエが企画制作したオリジナル商品が約半々です。一つひとつにエピソードがあり、時を超えて海を渡り、日本の生活に馴染んでいきます。お店を巡る時間は、世界中を旅する宝探しのようです。

バナナマン・設楽統・日村勇紀・目黒蓮・近藤春菜・ハリセンボン・松田好花・日向坂46