2025年10月11日放送の【モヤモヤさまぁ〜ず２】で紹介した、三鷹市のロケ地一覧・巡ったお店の場所まとめです。

お手軽にできる弓道。南九州の武将たちの間でお酒の場の余興として行われていた。現代では お手軽弓道として親しまれている。

• 庭先でできるお手軽弓道

古典サロンをやってる古典の先生の吉田さん。東大出身で「源氏物語」とか俳句とか昔の日本の文学が大好きで、昔の言葉で書かれてるけど昼ドラばりのドロドロした人間関係が描かれてる古典をもっと身近に感じてほしいと自宅で古典サロンを始めたそうです。月一回、句会も行われているそうです。

キッチンconroは、三鷹駅南口から歩いて約6分のところにある、夫婦で営むタイ・エスニック料理のお店です。2019年6月の開店以来、カフェのような親しみやすい雰囲気のなかで本格的なアジア料理が楽しめるお店として、地域の人たちから愛されています。

店主の矢向怜さんは、吉祥寺の人気エスニック料理店ペパカフェ・フォレストの系列店で約12年間腕を磨き、独立を果たしました。奥さまが美容室KilOを、ご主人がキッチンconroを、という形で一つの店内に二つのお店を構えています。半地下にあって少し分かりにくい場所ですが、淡いブルーの枠で囲まれた看板が目印になっています。店内は白を基調としたシンプルモダンな空間で、窓から陽が差し込む気持ちのよい雰囲気です。カウンター席のタイルにイラストが描かれているなど、細かなところにもこだわりが感じられます。

矢向さんには、もうひとつの顔があります。それは、4ピースインストバンドtoconomaのベーシストとして活動していること。2008年に結成されたこのバンドは、フジロックなどにも出演する実力派で、メンバー全員が平日は仕事をしながら週末にライブ活動をしています。矢向さんは「人と人がつながる空間にしていきたい。三鷹の食と美とカルチャーの発信地にしていければ」と語っており、音楽とエスニック料理という異なる分野をつなぐ場所づくりに取り組んでいます。

キッチンconroのランチメニューで特に人気なのがカオマンガイです。鶏油とショウガで炒めたタイ米のかぐわしさ、ジンジャーソースのすっきりしたコク、蒸し鶏の旨味が重なり合って、香りと共に複雑に絡み合います。油でマリネした鶏肉を短時間で蒸し上げることで、しっとりジューシーな仕上がりになっています。お子さんでも食べられるやさしい味付けで、日本人の口にもよく合います。ごはんには刻んだショウガとニンニクを入れて炊き上げたタイのジャスミンライスが使われていて、鶏肉との相性も抜群です。

ランチセットには、サラダや自家製ピクルス、ちょっとした甘味も付いてきます。自家製ピクルスにはトウモロコシ、ゴーヤ、にんじんなどが使われていて、レモングラスの爽やかな香りがアクセントになっています。お好みでプラス料金を払えば、アイスコーヒーや紅茶、オレンジジュースも注文できます。アイスコーヒーは、タイ料理店でよく目にするアルミ製のコップで運ばれてきて、その雰囲気だけでもタイにいる気分が味わえます。

タイカレーは、クリーミーながらもピリリとした刺激が楽しめるメニューです。やや辛めの味付けなので、辛いものが苦手な方はカオマンガイのほうがおすすめかもしれません。パッタイは、タイの定番焼きそばで、甘酸っぱいタレが麺に絡んで食欲をそそります。

バインミーは、ベトナム風のサンドイッチで、甘辛ソースと特製のレバーペーストが入っていて、ボリュームもたっぷりです。日曜日のランチには、バインミーランチが中心のメニューになることもあるそうです。ディナータイムには、ヤムウンセンやコンロサラダ、トムヤムクンラーメンなど、アラカルトでさまざまなメニューが楽しめます。

なお、週末の土曜・日曜にはコンロのクレープとして、クレープメニューも展開しています。デザート系のクレープは、バターやチョコレート、イチゴ、バナナなどをトッピングしたもので、パリッともちっとした食感が人気です。平日はエスニック料理、週末はクレープと、時間帯や曜日によって違った楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。

矢向さんは「ずっと暮らしている三鷹は、自分の居場所。この街で地域の人たちに愛されるようなお店にしたい。三鷹は人が帰ってくる街だと思うので、おかえりとやさしく迎えられるような場所にしていきたい」と話しています。店内はテーブルをつなげれば10人ほど座れる奥のスペースもあり、小さなお子さんを寝かせているお客さんもいるそうです。子連れのお客さんも歓迎していて、子ども用の食器やカトラリーも用意されています。

バンド活動のため定休日は不定期になることがあるので、お店のインスタグラムやホームページで営業日を確認してからお出かけするのがおすすめです。三鷹駅南口から三鷹中央通り商店街を直進し、三鷹産業プラザ東の交差点を左折した場所にあります。店主との会話も楽しめる、温かみのあるお店です。

丸八製麺所は、三鷹と武蔵野市の境界にあるお店です。

1958年に大島黎吉さんにより創業されたこのお店は、60年以上にわたって多摩地区のラーメン店やうどん店に毎日の麺を届けてきました。
武蔵境で有名な油そば発祥の老舗「珍々亭」をはじめ、地元の著名飲食店から厚い信頼を得ている製麺所です。
三鷹駅北口から徒歩約15分、五日市街道沿いに佇む風情ある建物で、朝5時30分から営業を始める職人技の集積地です。

プロの料理人から信頼を得ている麺をわずか一食から購入できるため、自宅で本物の職人の味を再現したいという人たちから静かな支持を集めています。

このお店で最も売れ筋は油そばです。珍々亭に卸している同じ麺を自宅で味わうことができます。
中太でやや縮れたストレート麺は、独特の食感を持ち、香ばしいタレとの相性が完璧です。

他にもラーメン、生うどん、生日本そば、焼きそばといった定番品が揃っています。さらに生パスタとしてリングイネとフェットチーネも登場し、イタリアンの味わいも自宅で手軽に楽しめるようになりました。
餃子の皮やワンタンの皮といった副資材も小売されており、手作り餃子のファンから重宝されています。

ほぼ’sカフェは、JR三鷹駅南口から歩いて3分ほどの場所で、レトロな雰囲気の店舗を間借りして営業している、居心地の良さを大切にしたカフェです。お店を営む遠藤昭平さんは、実は元よしもと芸人という異色の経歴の持ち主で、その気さくで明るい人柄がお店の温かい空気を作り出しています。

2021年から2022年にかけては「みたかのば」や「DIYstore三鷹」などで営業を重ね、2023年には三鷹跨線人道橋のふもとの空き地でキッチンカーでの営業をされていました。
その後、2024年1月からは駅前のアイリッシュパブ風レストランの店舗を借りて、週4日の営業へと進化を遂げ、街の人々に愛される「三鷹で一番居心地の良い喫茶店」を目指していらっしゃいます。
遠藤さんがこだわって続けているのが、自家焙煎のコーヒーです。「飲みやすくて美味しい」をモットーに、注文が入ってから一杯ずつ丁寧にドリップしてくれます。
コーヒーを淹れる時に、できる限りお客様の目の前で行い、香りや淹れている様子をライブのように楽しんでもらいたいという、元芸人さんならではの「おもてなし精神」もこのお店ならではの大きな魅力です。
コーヒー豆は、生豆をハンドピックで選別し、手回しの焙煎機を使って、芯に火が入りすぎないよう丁寧に遠火で焼き上げるというこだわりようです。
お店の顔とも言えるのが、その名もほぼ’sブレンドと呼ばれるオリジナルのブラックコーヒーで、ブレンドの配合から焙煎まで、遠藤さんが納得のいくまで試行錯誤を重ねて作り上げられた自慢の味わいです。
このブレンドの味は基本的に変えることがないため、リピートのお客様はいつでも変わらない、期待通りの一杯を楽しむことができます。

コーヒーに合うフードメニューも豊富に揃っていて、特に人気の高いのが、濃厚な自家製トマトソースで仕上げる濃厚ソースのナポリタンです。
麺を茹でた後に寝かせるというひと手間を加えることで、自家製のソースがパスタによく絡むように工夫されていて、コーヒーに負けない、こだわりの詰まった一皿になっています。
さらに、隠れた人気を誇るのが、具材に卵を2.5個も贅沢に使ったコーヒーと合わせたいたまごサンドです。
このサンドイッチは、お客さんの希望でパンをトーストするかどうか選ぶことができる、細やかなサービスも嬉しいポイントです。
もちろん、昔ながらの喫茶店の雰囲気を彩るスイーツも見逃せません。固めの撮りたくなるプリンは、お店の看板メニューの一つで、その名の通りしっかりとした固めの食感が特徴です。
甘さ控えめの卵液と濃厚なカラメルソースのバランスが絶妙で、その美味しさから予約で当日販売分が埋まってしまうこともあるほどの超人気メニューとなっています。
三鷹の街歩きを楽しんだ後に、元芸人マスターの温かいおもてなしと、丁寧に淹れられたコーヒー、そして美味しいフードメニューで、心休まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

（800字）

さまぁ～ず・大竹一樹・三村マサカズ