2025年8月9日放送の【モヤモヤさまぁ〜ず２】で紹介した、湯島ロケの行列ができるさばめし屋さんは『さばめしの鯖匠』です。

さばめしの鯖匠は、2021年11月に水道橋駅東口から徒歩2分の好立地にオープンした、さばめし専門店です。ダイニングデザイン代表取締役の泉谷勇二さんが、長年の鯖好きから着想を得て立ち上げたこのお店は、魚バルなぎさ食堂や函館海鮮うにくらを手がける飲食店経営のプロフェッショナルが、鯖料理への情熱を形にした特別な場所となっています。

一般的な鯖定食とは一線を画し、出汁で炊いたご飯の上に焼きたての鯖の半身を豪快に乗せた迫力ある盛り付けが印象的です。特筆すべきは、脂ののったノルウェー産のとろ鯖を使用し、皮面はパリッと、身はふんわりと焼き上げられた鯖は、一口食べただけで虜になってしまうほどの美味しさです。

そして何より、このさばめしはひつまぶしのような楽しみ方ができるのがユニークな点で、一食で三種類の異なる味わいを体験できす。

手作業で小骨まで丁寧に取り除かれた鯖は、しゃもじで簡単にほぐれ、ご飯と混ぜ合わせることで鯖の脂がご飯全体に行き渡り、絶妙な一体感を生み出します。

人気はさばめしで、まずはそのまま鯖の旨味を堪能し、次に三つ葉や白ごま、刻みわさびなどの薬味と共に味わい、最後に真鯛のアラを2時間以上かけて炊いた上品な出汁をかけてお茶漬けスタイルで楽しむ、三段階の味変が楽しめます。

注文が入ってから串に刺して焼く焼きたての鯖は、香ばしい香りが食欲をそそり、脂の甘みと身のふんわりとした食感が絶妙にマッチしています。

さまぁ～ず・大竹一樹・三村マサカズ