2025年6月7日放送の【モヤモヤさまぁ〜ず２】で紹介した、埼玉・川口市のロケ地一覧・巡ったお店まとめです。

『1964年東京オリンピック聖火台』は、埼玉県川口市で誕生した歴史的な鋳物作品で、戦後日本の復興と希望の象徴として知られています。

この聖火台は、鋳物職人の鈴木萬之助氏とその息子・文吾氏によって製作されました。彼らの工房は川口市にあり、当時から高い技術力を誇っていました。1964年の東京オリンピックでは、国立競技場のバックスタンド最上段に設置され、大会期間中、聖火が灯されました。その後、文吾氏の手により、製作者名として父・萬之助氏の名を指す「鈴萬」の文字が彫り込まれ、国立競技場が解体されるまで設置され続けました。

この聖火台の特徴は、職人の手仕事による精緻な鋳造技術にあります。萬之助氏と文吾氏は、伝統的な鋳物技術を駆使し、独自の方法で製作を進めました。特に、炎を受け止める皿の部分は、耐熱性と美しさを兼ね備えるために、何度も試作を重ねたと伝えられています。また、聖火台のデザインには、日本の伝統美と近代的な要素が融合されており、その造形美は多くの人々に感動を与えました。

聖火台は、1964年の大会終了後も国立競技場に設置され続け、2013年には2020年東京オリンピック招致成功を祝って再び火が灯されました。その後、国立競技場の解体に伴い、聖火台は一時的に東日本大震災の被災地である宮城県石巻市、岩手県、福島県へと貸し出され、復興の象徴として多くの人々に希望を与えました。2019年には製造地である川口市に戻り、川口駅東口公共広場で展示されました。現在は、新国立競技場の東側ゲート正面に移設され、再び聖火台としての役割を果たしています。

『神根運動場ターゲットバードゴルフ場』は、埼玉県川口市神戸にある神根運動場内に整備された、18ホールを備えるターゲットバードゴルフ専用コースです。この施設は2001年（平成13年）に開設され、北スポーツセンターに隣接する広大な敷地内に位置しています。神根運動場は1971年（昭和46年）に北スポーツセンターと神根西公民館の開設を皮切りに、1994年（平成6年）には野球場、1999年（平成11年）にはサッカー場兼ラグビー場および少年サッカー場が整備され、地域のスポーツ拠点として発展してきました。ターゲットバードゴルフ場の整備により、さらに多様なスポーツ活動が可能となり、市民の健康増進や交流の場として親しまれています。

• 江戸時代から15代続く石井ファーム
• 浜防風畑を見学
• 出回らない幻の野菜「浜防風」

『ザ・フィジーク フィットネス＆トレーニングジム』は、埼玉県川口市の鳩ヶ谷駅から徒歩1分の場所にある24時間営業の本格的なトレーニングジムです。代表の岡田勝成氏は、国家資格である柔道整復師の資格を持ち、初心者から大会出場を目指す上級者まで、幅広い層の会員に対して丁寧な指導を行っています。

トレーニングジムを営むマッスルご夫婦。岡田貴美恵さんは30歳のときにダイエット目的で鍛え始め、メキメキと体が仕上がっていく悦びに目覚め。ボデイフィットネス大会で優勝し、お尻・太ももがムキムキに仕上がった体が出来上がったそうです。

『味処田村』は、埼玉県川口市安行原にある居酒屋で、地元の人々に親しまれているお店です。最寄りの新田駅からは約2.5kmの距離にあり、徒歩では約30分ほどかかりますが、安行原団地バス停からは徒歩1分とアクセスも良好です。この地域に根ざした家庭的な雰囲気の中で、地元の味を楽しむことができます。

『味処田村』の特徴は、地元の新鮮な食材を活かした料理と、温かみのある接客にあります。店内は落ち着いた雰囲気で、家族連れや友人同士での食事に最適です。また、常連客との会話を楽しむことができるカウンター席もあり、地域のコミュニティの場としても機能しています。

このお店の人気メニューには、刺身盛り合わせや天ぷら盛り合わせなどがあります。新鮮な魚介類を使用した刺身は、素材の旨味を存分に味わうことができ、天ぷらはサクサクとした衣と素材の風味が絶妙にマッチしています。

その他にも、焼き鳥や煮込み料理、季節の小鉢など、バラエティ豊かな料理が揃っています。これらの料理は、どれも丁寧に調理されており、家庭的な味わいが魅力です。また、地元の銘酒も取り揃えており、料理との相性も抜群です。

『二幸』は創業67年以上の、埼玉県川口市の西川口駅西口から徒歩1分という便利な立地にある老舗のうどん・そば処です。2024年9月、長年「そば処」として親しまれてきましたが、「うどん処」としてリニューアルしました。創業以来、地元の方々に愛され続けており、昭和の趣を残す店構えが印象的です。

築約60年の昭和建築を生かした和の空間で、店内には掘りごたつ席やテーブル席があり、足をゆったり伸ばせる掘りごたつは特に人気があります。

『二幸』のいちばんの特徴は、若旦那の店主・小久保亮治さんの好物をベースに作られたオリジナルレシピのハヤシライスです。デミグラスソースにそば屋ならではのかつおだしを加え、コク深くも重くない味わいに仕上げています。その隠し味には少量の味噌が混ぜ込まれており、ほどよい甘みと旨みが口の中で広がるのが評判です。B級グルメ大会で準優勝を果たした実績もあり、開店から行列が絶えない名物メニューです

カレー南せいろは、埼玉県産の黒豚やたっぷりの野菜、スパイスが効いたつけ麺スタイルのカレーうどんで、濃厚な旨みが人気です。夏でも冬でも楽しめる定番メニューで、カレーのつゆに小ライスをつけて味わう常連さんも多いそうです。

サクサクの海老天が二尾も乗った上天ぷらうどんです。うどんはコシを感じる中太麺を使用し、透き通っただしは昆布と煮干しの合わせだしをベースにしているため、海老天の風味を邪魔しません。天ぷらは揚げ置きではなく注文ごとに揚げるため、衣は軽くサクサク、噛むほどに海老の甘みが溢れ出します。

伝統のおかめうどんは、シイタケ、お麩、かまぼこ、たけのこ、なると、卵、ほうれんそう、鶏肉の8種の具材が入った具沢山のうどんで、栄養バランスにも優れ、見た目も華やかです。

『国際箸学会』は箸文化の研究と普及を目的とした一般社団法人で、詳しい設立年は公開されていないものの、少なくとも2000年代初頭から活動を続けています。埼玉県川口市並木元町に所在する「箸会館」を拠点に、箸の正しい使い方を伝えるお箸の教室や、独自ゲーム「箸技」を展開し、国内外での国際交流を図っています。これまでにNHK「あさイチ」などでも紹介されるなど、地域文化振興に貢献してきました。

「パッションミュージック」は東京藝術大学打楽器科を卒業した篠田浩美氏が主宰しています。教室にはグランドピアノはもちろん、マリンバや太鼓、カホンなど10種類以上の打楽器がそろい、こだわりの音響設備で生の音を存分に楽しめます。

教室では、音楽の楽しさを全身で味わえるプログラムが特徴で、小さな子供にはフラフープやトランポリンを使い、身体を動かしながらリズム感を養うリトミックを実施し、大人には電子パーカッションやDTMによる作編曲の体験が好評です。

『こまむぐ』『木のおもちゃ』は2003年に埼玉県川口市で創業した木製玩具ブランドです。創業者の実家は50年続く木型製作の町工場で、代表の小松氏自身も木型職人としての技術を受け継ぎました。「子どものよりよい笑顔の為に」という理念のもと、日本のものづくりの心を込めて、ひとつひとつ手作りで仕上げられています。川口の鋳物産業で培われた精緻な技術が、おもちゃの形や動きを美しく支えているのが特徴です。

『こまむぐ』の最大の魅力は、国産ヒノキやブナ材など安心の自然素材を使い、赤ちゃんが舐めても安全な塗料で仕上げていることです。木の温かみを感じられるなめらかな曲線や、触感を重視した設計は、遊びながら五感を育む工夫が満載です。また、川口市内の2階フロアには「木のくうかん」と呼ばれる木育スペースを併設し、実際におもちゃを手に取って遊べる体験型ショップとしても人気を集めています。

こまむぐ一番人気のどんぐりころころは、どんぐり型の本体を坂に置くと、中の金属製ボールがコロコロと動き出す仕掛けが可愛らしく、誕生日や出産祝いに選ばれる定番アイテムです。創業から3年目にはグッド・トイにも認定され、大人のインテリアとしても評価を得ています。

ほかにもネコブロックは猫型ブロックをつみ上げる楽しさがあり、復刻限定のメープルセットやウォルナットセットが質感の差を感じさせます。細長い木片を組み合わせるTuminy（ツミニー）は色の組み合わせで遊び方に広がりがあり、お子さんの創造力を刺激します。さらにどんぐりぱぱやどんぐりままといったシリーズは親しみやすいフォルムで、親子で揃えて飾っても楽しめるのが魅力です。

さまぁ～ず・大竹一樹・三村マサカズ