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下町のポークソテー 人形町駅「そよいち」
店主の石井明美さんは、人形町で長く親しまれた洋食店「キラク」の創業者・長谷川外吉さんの娘。18歳から父の厨房に立ち、長年一緒に料理を作ってきました。父の味を残したいという思いから独立し、父とともに培った昔ながらの洋食を今へつないでいます。
開店当初の店名は「ビーフかつれつ そときち」。その後「そよいち」と名を改め、2026年で開店から18年目を迎えています。
人形町の洋食文化を受け継ぐ一軒として定着し、ミシュランガイド東京では2年連続でビブグルマンに選ばれました。華やかな新しさを追うというより、長年体に染み込ませてきた調理を丁寧に守ってきたことが、この店の物語そのものです。
そよいちの魅力は、父の代から続く洋食を、目の前で仕上げる臨場感にもあります。厨房を囲むようなカウンターからは、肉を焼き、揚げ、フライパンを操る手仕事が間近に感じられます。料理が皿に盛られるまでの一連の動きまでが、老舗洋食を味わう時間の一部になっています。
とりわけビーフカツには、店の仕事ぶりがよく表れています。牛肉にはごく細かな特注パン粉をまとわせ、約200度に熱したラードで短時間に揚げるのが特徴。衣は薄く軽やかで、中の牛肉は赤身の旨みを残したミディアムレアに仕上がります。付け合わせには酸味を控えた自家製マヨネーズのマカロニサラダが添えられ、肉料理の合間にやさしい味わいを添えてくれます。

人気の商品はポークソテー。
厚みのある豚肉をフライパンでじっくり焼き、香ばしく仕上げる、そよいちを代表するもうひとつの味です。たっぷりとかかる醤油とバターを基調にしたソースが大きな特徴で、焼けた豚肉の香りにバターのまろやかな風味が重なります。ニンニクを加える食べ方もあり、濃厚なソースと豚肉の脂の甘みが合わさる、ご飯が自然と進む洋食らしいひと皿です。
肉は厚みがありながら、表面には焼き目をつけ、中はやわらかさを残す仕上がり。フライパンにソースを加えた瞬間に立ち上がる香りや、仕上げまで一気に進む調理風景もカウンター席ならではの楽しみです。付け合わせのキャベツには肉汁を含んだソースが染み込み、主役の豚肉とはまた違ったおいしさを見せてくれます。
看板メニューはビーフカツ。
牛赤身のランプやイチボを使い、細かな衣をまとわせて高温のラードでさっと揚げるため、外側はサクッと軽く、中には牛肉らしい旨みが残ります。噛むほどに赤身の味が広がり、揚げ物でありながら衣が重たく感じにくいのも持ち味。2年連続のビブグルマン選出を支えた、そよいちを語るうえで欠かせないひと皿です。
もうひとつの人気はカツカレー。
数量を限って作られてきたメニューで、昔ながらの洋食店らしいカレーと揚げたてのカツを一緒に楽しめます。ビーフカツやポークソテーとはひと味違い、カレーのコクと衣の香ばしさを一皿で味わえるため、何度か通ったあとに試してみたくなる存在です。
- 酒・バターでソテーする
ホームページ
| 住所 | 東京都中央区日本橋人形町1-9-6 |
|---|---|
| 電話 | 03-3666-9993 |
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







