2025年11月22日放送の【人生最高レストラン】でゲストの見城徹さんが紹介した、卵とベーコンのスパゲティ・和風パスタのお店は『スパゲティながい』です。

オススメ注目店舗

スパゲティながいは、和風パスタの名店として知られた代々木八幡のハシヤで修業を積んだ店主が1993年に独立して開いた日本式スパゲティ専門店です。
東京都新宿区四谷のしんみち通りに面したビルの2階にお店を構えており、メニューも作り方もハシヤを踏襲しながら、独自の味わいを追求しています。

このお店の最大の特徴は、イタリアンではなく日本式のスパゲティにこだわっている点です。モチモチしすぎず、されどコシをしっかりと残し、心地よい食感を感じさせる茹で加減にこだわり、一つひとつのオーダーを丁寧に仕上げていきます。
テーブルには粉チーズやオレガノ、カイエンペッパーといった調味料が置かれており、途中で味の変化を楽しむこともできます。
メニューは醤油味、タラコ・ウニ、トマトソース、クリームソースなど30種類ほどと豊富で、何度訪れても新しい発見があるお店です。

お店で人気を集めているのがのりとチーズのスパゲティです。木の器でチーズをあえて、そのまま出してくるため出来立てアツアツの状態で提供され、たっぷりと刻まれた海苔の風味と濃厚なチーズが絶妙に絡み合います。
シンプルながらも計算し尽くされたレシピと火加減で、素材が少なくシンプルだからこそ、ここまで満足度の高いスパゲティに仕上げるのは至難の業と評される一皿です。

もう一つの看板メニューが卵とベーコンの醤油味です。カルボナーラを連想させる組み合わせながら、醤油ベースで仕上げた和風の味わいが特徴的で、材料は卵2個、ガーリックオイル、ベーコン、だし醤油、黒胡椒というシンプルな構成です。
スクランブルエッグ状の卵が炒めたベーコンとたっぷり混じって、焼けた脂の香りと焦げた醤油の匂いが食欲をそそり、卵がふわっと麺に絡む絶妙な火加減が多くの人々を魅了しています。

さらに、ハシヤ系の代名詞ともいえるタラコとウニとイカも外せません。ウニベースのソースとタラコのつぶつぶ食感、そして生イカが織りなす豪華な味わいは、新鮮な食材があってこそ実現できる逸品です。

このほかにも、ミートソースがハシヤ系の中でもトップクラスの美味しさと評価されていたり、醤油ベースの野菜たっぷりのスパゲティなど、バリエーション豊かなメニューが揃っており、訪れるたびに違う味わいを楽しめるのも魅力の一つとなっています。

カウンター席とテーブル席を合わせて17席ほどのこぢんまりとした店内では、蕎麦用の大きな鍋で麺を泳がせ、竹の平笊で湯を切る店主の職人技を間近で見ることができます。

加藤浩次・宇賀神メグ・島崎和歌子・YOU・見城徹